米ブッシュ大統領は21日、約3,000億ドルの農業法案に対し、拒否権を発動した。食料価格高騰に直面している米国民にさらなる税負担を負わせることになるためという。 ブッシュ大統領は、裕福な農場主により多くの金を与えることになるとの見解を示した。一方、同法案には貧困層へのフード・スタンプ(食品購入券)支給制度の拡充も含まれていることなどから、議会では賛成が多数を占めている。 下院では同日、大統領の拒否権を覆すのに必要な3分の2以上の賛成が集まり、同法案が再可決された。下院でも拒否権が覆される公算が大きい。