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野村の投信設定好調で買い安心感、平均株価は上げに転じ52円高と3日ぶり反発=東京株式市場・22日後場

2008年05月22日 16:05更新 前の記事 次の記事  マネー・経済・東京株式市場一覧
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 22日後場の東京株式市場は、上げに転じ、平均株価が前日比52円16銭高の1万3978円46銭と3日ぶりに反発。前場に割り込んでいた25日移動平均線(大引けで1万3804円)を上回った。

 急速に切り返した背景は、きょう設定された「野村日本割安好配当株投資0805」(上限1000億円)が募集金額706億円と好調だったため。うち、「450億円ほどがきょうにも執行される」(トレーダー)といい、買い安心感を誘う格好となった。

 後場寄りには債券先物売り・株価指数先物買いの動きが見られたほか、「朝方に売りで入った短期筋の買い戻し」(準大手証券)も入り、平均株価は戻り歩調を強めてプラス転換。GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が底堅く推移したほか、為替市場で1ドル=103円台に回復したことも市場心理の改善につながった。

 市場からは「終値で25日移動平均線を維持し、ひとまず下げに歯止めが掛かった格好。大きく下値を売り込むほどの悪材料はないが、足元の日本株は独自材料がなく、外部環境頼みが続く。上値を試すには米国株の一段高などが必要だろう」(三菱UFJ証券・投資情報部・副部長・吉越昭二氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり951、値下がり631。出来高は23億2225万株。売買代金は2兆4939億円。東京外国為替市場では、1ドル=103円台前半(21日終値は1ドル=103円31銭)で取引されている。

 NY原油先物価格の最高値更新を受け、AOCHD <5017> 、出光興産 <5019> など石油株に買いが継続し、業種別値上がり率トップ。OMCカード <8258> 、センチュリー <8439> などノンバンク株も上げ幅を拡大。三井住友 <8316> 、新生銀 <8303> 、みずほ <8411> など銀行株や、新光証券 <8606> 、大和証G <8601> など証券株にも買いが流入。住友商 <8053> が年初来高値を更新し、三菱商 <8058> 、三井物 <8031> が上げに転じるなど商社株にも物色が向かった。サンフロンテ <8934> 、ランビジネス <8944> などがストップ高比例配分となったほか、新高値を付けた野村不HD <3231> や、東建物 <8804> 、住友不 <8830> など不動産株も買われた。

 個別では、09年3月期連結経常黒字転換予想の大豊建 <1822> や、21日のテレビ番組で完全外付耐久補強法「ピタコラム」が取り上げられた矢作建 <1870> などが年初来高値を更新し、値上がり率上位となった。

 半面、三住海上 <8725> 、ミレアHD <8766> など保険株の一角が軟調。JFE <5411> 、住金 <5405> など鉄鋼株も小幅安となった。京セラ <6971> 、TDK <6762> など値がさハイテク株や、トヨタ <7203> 、日産自 <7201> など自動車株も下落した。個別では、08年3月期連結利益予想の減額や前期無配修正を発表したアーク <7873> (主力ジャスダック、東証1部にも重複上場)が値下がり率トップのまま。22日午後1時に09年3月期連結最終32%減益予想を発表した巴 <1921> や、09年3月期連結営業35%減益予想のイチケン <1847> が大幅安となった。

[ 株式新聞ダイジェスト ]提供:モーニングスター社

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