インド、中国と並び、有望な投資先に
アメリカのコンサルティング大手グラント・ソントンの調査レポート「国際ビジネスレポート(International Business Report)」で、投資の機会が溢れる新興市場としてインドと中国が再び注目を集めている。レポートによると、先進国の経済が今後2年間でわずか1.3%の成長にとどまると予測されている中、中国とインドは6%以上成長するという。
現時点でのGDP成長率、投資風土、実質的な貿易のチャンスなどを考慮した結果、中国とインドが投資先として最も有望な2カ国に選ばれ、以下、3位ロシア、4位メキシコ、5位ブラジルと続く。上位5カ国以外では、マレーシア、インドネシア、イラン、パキスタン、タイ、ポーランドなど、現在存在感を強めている22カ国が入っている。成長の期待度は、GDP、人口、貿易、成長予測などの指標をもとに算出された。
これらの国々が魅力的である理由として、グラント・ソントンインド法人国内市場部門のモーニシュ・チャトラート部長は「世界経済の成長が伸び悩むというシナリオの中で、新興市場は成長の可能性に溢れている。高度な教育を受け、低コストで、かつ真面目な労働力が利用できること、工業化がスピーディーに進んでいること、インフラ開発に強い関心をもっていることなどが、新興市場が先進国に追いつくことができる要因だ」と語っている。
最近の予測によると、中国経済は、2027年までにアメリカ経済と肩を並べ、インドも2050年までにアメリカに追いつくと予測されている。また、BRICs諸国の経済規模は、2032年までにG7の経済規模を上回るという。
前出のチャトラート部長は、「インド経済は、1990年代から確実に成長を続けている。今後の成長の要因として、国民性とも言えるテクノロジーへの情熱、国際貿易への市場のオープンさ、目に見える形での経済の強化などが挙げられる」とインド経済の今後の成長を分析している。
※この記事は、インド専門ニュース&コラムサイト「ヴォイス・オブ・インディア 」の提供です。ビジネス、政治から社会、文化、エンタテインメントまで、インド発の最新情報をお届けしています。
関連記事
Powered by newsing
マネー・経済最新記事