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平均株価は101円高と3日続伸、金融株上昇が指数を押し上げ=東京株式市場・2日後場

2008年06月02日 15:58更新 前の記事 次の記事  マネー・経済・東京株式市場一覧
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 2日後場の東京株式市場は、金融株の上昇が寄与し、平均株価が前週末比101円60銭高の1万4440円14銭と3日続伸した。

 上海、香港などアジア株式市場の堅調推移を背景に、後場寄りから買い優勢となり、平均株価は一時122円高まで上げ幅を拡大した。その後は、1万4400円を挟んで方向感に乏しい展開。現地2日に5月米ISM(サプライマネジメント協会)製造業景況指数などの発表を控え、上値追いに慎重な中で、先物市場への大口売りを機に上げ幅を縮小する場面があったが、証券・保険・銀行など金融株が上げ基調を強め、指数押し上げに貢献した。

 市場からは、「金融株の上昇は、相場環境の落ち着きやインフレに伴う将来的な利上げ期待などが背景。ただ、直近で売り直した向きの買い戻しにすぎない。全体では依然として上値が重く、1万4500円突破にはボリュームの増加が不可欠だ。まずは今週発表が相次ぐ米経済指標を確認してから、次を考えるところだろう」(国内系投資顧問)との声が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1018、値下がり586。出来高は22億6430万株。売買代金は2兆7828億円。午後3時時点の東京外国為替市場は、1ドル=105円台前半(5月30日終値は1ドル=105円44銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では全33業種中24業種が上昇。大和証G <8601> 、野村 <8604> 、新光証券 <8606> など証券株や、みずほ <8411> 、三菱UFJ <8306> など銀行株が次第高。損保ジャパン <8755> 、三住海上 <8725> など保険株にも物色が続いた。第一中汽 <9132> 、商船三井 <9104> など海運株も堅調。ゴールドマン証が「コンビクション・リスト」(買い)に新規採用したソニー <6758> や、ファナック <6954> 、キヤノン <7751> など値がさハイテク株も上昇した。

 個別では、大和ハウス <1925> によるTOB(株式公開買い付け)実施に伴い、買い付け価格609円にサヤ寄せしたエネサーブ <6519> や、2日付株式新聞「タカさんの好機到来」で取り上げたグリーンHS <3360> などがストップ高比例配分。電池関連人気を背景にFDK <6955> が値上がり率トップ、古河電池 <6937> がストップ高となり、両銘柄とも年初来高値を更新した。

 半面、第一三共 <4568> 、アステラス薬 <4503> 、エーザイ <4523> など医薬品株が売られ、業種別値下がり率トップ。HOYA <7741> 、トプコン <7732> など精密機器株も軟調。NTTドコモ <9437> 、KDDI <9433> など情報・通信株も売られた。個別では、三菱UFJ証が投資判断「4」(やや弱気)に引き下げたゼファー <8882> がストップ安比例配分。ほか、キーコーヒー <2594> が値下がり率トップとなり、SRIスポーツ <7825> 、空港施設 <8864> なども急落した。

[ 株式新聞ダイジェスト ]提供:モーニングスター社

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