中国、インドとの国境問題の「合理的な」解決望む
【北京】インドのプラナーブ・ムカルジー外相の訪中に先立ち、中国政府は「インドと中国は互いを脅威とは見ておらず、国境問題の『公平で、合理的で、かつ受け入れ可能な』解決策を模索している」と発表した。
ムカルジー外相の訪中は、6月4日から4日間の予定。中国政府は、ムカルジー外相の訪問を重要視しており、近年の協議によって「いくらかは前進している」国境問題など、一連の懸案事項について意見交換が行われるとみられている。
中国の秦剛外務省報道官は、隔週で開催する定例記者会見で「中国とインドは、互いに重要な隣人で、かつパートナーであるという点では意見が一致している。中印両国は、互いを脅威とはみなさない」と語った。
ムカルジー外相の訪中は、インド外相としては2002年のジャスワント・シン外相の訪中以来となる。ムカルジー外相は4日に広州に到着、5日にインド総領事館の落成記念式典に参加し、同日に北京に到着する。北京では、楊潔チ外相の他、温家宝首相ら政府要人とも会談する。
秦報道官は「両国は、ムカルジー外相の訪中をとても重要視している。私たちは、両国の利益のために、二国間関係について意見交換を行う」、「二国間の一連の懸案事項について話合われる。国境問題もその中に含まれるだろう」と付け加えた。
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