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バーナンキFRB議長、「70年代型インフレの兆候はない」

2008年06月05日 10:55更新 前の記事 次の記事  マネー・経済・GDP・経済情勢一覧
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 米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は4日、母校のハーバード大学(マサチューセッツ州)で講演し、米国は1970年代型のインフレに陥ることはないとの考えを示した。

 70年代半ば、米経済は強度のインフレと景気停滞の二重苦にあえいでいた。現在、米国が同様の状態に向かいつつあるとの懸念があるが、バーナンキ議長は、「目下、1970年代型の賃金・物価スパイラルの始まりを示す兆候はほとんど見られない」と述べた。

 同議長はまた、米国は原油価格、食品・原材料価格の深刻な上昇と、経済成長率が標準以下という状態に直面しているが、今日の経済は問題に対する柔軟性が高まっており、エネルギー効率は一世代前よりも向上していると指摘した。

 FRBは、消費者や投資家、企業がどの程度まで今後物価が上昇すると考えているかを示すインフレ期待を注目している。インフレが継続するという心理があれば、インフレを悪化させる行動が取られる傾向があるため、インフレ期待は重要な指標と見られている。

 バーナンキ議長は、「長期的なインフレ期待を示すいくつかの指標はここ数カ月で上昇している。これはFRBにとって重大な懸念だ」「この状況を注意深く監視する必要がある」と述べた。

 ただ、現在のインフレ期待の変化は0.1%ポイントの範囲で、1970年代の数%ポイントという水準を大きく下回っていると指摘した。

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*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

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