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アイカーン氏、ヤフーに1株34.375ドルで身売り求める
米著名投資家のカール・アイカーン氏は6日、米ヤフー(Yahoo)に対して書簡を送付し、1株34.375ドルで米マイクロソフト(MS)に身売りすることを求めた。
アイカーン氏はヤフーに対し、MSへの身売りを再考するように圧力をかけてきたが、今回初めて具体的な買収額を公表した。同氏は8月1日開催予定のヤフーの年次株主総会までに身売りを決断させようとしている。
MSによる買収が8月までにまとまらなければ、アイカーン氏はヤフー取締役会の総入れ替えを図る委任状争奪戦を仕掛け、共同設立者のジェリー・ヤン最高経営責任者(CEO)も追放する計画を表明している。
ヤフーは同日、具体的な買収額を公開することは賢明でないとのコメントを発表した。マイクロソフトはコメントを避けた。
ヤフーとMSの買収交渉は、5月3日にMSのスティーブ・バルマーCEOが475億ドル(1株当り33ドル)の買収提案を撤回したことで頓挫した。ヤフーは1株当り37ドルの条件を求めていた。
IT関係企業のM&A(合併・買収)案件を専門に手掛ける投資銀行、レボリューション・パートナーズの共同設立者であるPeter Falvey氏は、買収額を提示することでヤフーがMSとより発展的な協議を行うようになることをアイカーン氏は狙っていると指摘している。
MSは、ヤフーの検索・広告事業を中心とした一部事業の買収を模索している。アイカーン氏や、両社が検索・広告で首位のグーグルに対抗するためには統合が必要だと考えているアナリストはこの考えに対して否定的だ。
多くのアナリストは、かねてからマイクロソフトとヤフーが最終的には1株当り34-35億ドル付近の条件で合意すると予想していた。ヤフーの大口株主の少なくとも2社は、この価格範囲での身売りを推進する考えを表明している。
MSは、現在はヤフー全体の買収に興味がないとしているが、改めて買収提案を行う可能性も排除していない。
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