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富士通研究所、世界で初めて「紙と電子データの暗号化技術」に成功

2008年06月11日 08:51更新 前の記事 次の記事  テクノロジー・新技術一覧
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 富士通研究所は10日、紙や電子データ内の機密情報を部分的に暗号化し、許可された人だけが特定の暗号化された領域を閲覧することができる技術の開発に、世界で初めて成功した事を発表した。 同技術により、オフィス、病院、官公庁をはじめとして情報漏えいに対処しながら情報の共有化を必要とするセキュリティの確保とコスト削減が可能となる。

 同社によると同技術は、画像スクランブルをベースに、セキュリティの強化と画質劣化後も復号を可能にする画像変換を加えた暗号化技術である。
 これにより、高いセキュリティを確保したまま印刷や非可逆圧縮後も復号可能となった。紙媒体の情報を暗号化・復号することは、世界初である。同技術は、ドキュメント全体だけでなく、部分的に暗号化することも可能である。
 また、部分暗号化された領域、復号鍵、権限をセットにして対応させることで、権限によってドキュメント内の閲覧可能領域を変えることができる。この技術も世界初であり、セキュリティを確保しながら、さまざまな権限の人が1つのドキュメントを共有する事が可能となる。これは、テンプレートを用いた暗号化と閲覧権限設定も可能なため、面倒な暗号化作業を自動化することも可能である。

 同技術のソフトウェア製品への適用事例は、6月13日に目黒雅叙園、7月9日にホテル阪急インターナショナルにて、富士通の子会社であるPFUが開催する「PFU ITフェア」にて閲覧できる。
 同技術は今後、PFUによって適用した製品、ソリューションを提供していく予定であるという。

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