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韓国、米牛肉輸入反対で最大級のデモ

2008年06月11日 11:55更新 mailメール

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 韓国で10日、米国産牛肉の輸入再開に反対するデモに、これまでの最大規模となる約8万人が参加した。同日、韓昇洙(ハンスンス)首相と全閣僚が一連の混乱の責任として辞意を表明しており、李明博(イ・ミョンバク)大統領は厳しい政権運営を迫られている。

 閣僚の辞意表明は、政権発足後4か月に満たない李政権を麻痺させている牛肉問題の混乱収拾を図るものであるが、大統領府は、辞意を受け入れるか否かを明らかにしていない。

 韓国政府は4月に、BSE(牛海綿状脳症)感染への懸念から米国産輸入牛肉に課せられていたほぼすべての制限を解除することで合意した。デモ参加者らは、市民の安全を十分に確保できないとして、合意の撤回か条件の再交渉を求めている。

 輸入再開への反対デモは、時事問題を扱う人気テレビ番組が米国産輸入牛肉の安全性に疑問を投げかけ、韓国人は遺伝的要因から欧米人よりもBSEの影響を受けやすいと主張したことを契機にして始まった。

 10日の抗議集会では、警察側の推計によると8万人の参加者がソウル中心部に集まった。ソウル警視庁によると、警察側には約2万1千人の機動隊が配備され、大統領府付近への進入を防ぐために、運送用コンテナでバリケードを築いた。

 韓国政府はこれまで、米国に対してBSEの感染リスクが高いとされる月齢の高い個体の牛肉を輸出しないように求めたと発表したが、米国との外交・通商上の摩擦の可能性を指摘して、完全な再交渉を行うことは拒否している。

 9日には、李大統領が数名からなる代表団をワシントンに派遣した。4月の合意では米国が月齢30か月以上の牛肉を輸出することを認めていたが、これを実施しないという確約を取り付けることを模索する。

 韓国と米国の両政府は、国際獣疫事務局(OIE)の判定を基に、米国産牛肉が安全だと主張している。


※この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

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