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平均株価は321円安と大幅反落、主力株中心に売り広がる=東京株式市場・12日前場

2008年06月12日 12:02更新 前の記事 次の記事  マネー・経済・東京株式市場一覧
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 12日前場の東京株式市場は、下値模索の展開。平均株価が前日比321円78銭安の1万3861円70銭と大幅反落した。

 現地11日の米国株が大幅安となり、寄り付きから売りが先行。主力株中心に幅広く売られた。欧米からの合計400億円の売りバスケット(買いバスケットは欧州から200億円)観測や、債券先物買い・株価指数先物売りの動きも見られ、下げ基調を強め、日本時間午前10時30分から通常取引開始の上海株が続落で始まったこともあり、平均株価は一時345円安となった。

 市場では、「売り先行も下げ一巡感が出ており、下値を積極的に売り込む感じではない。ここ最近の米当局によるドル安けん制発言には意外感があったが、米債暴落を警戒し、ドル安を放置できなくなったためだろう。米利上げ観測は米景気減速懸念を呼び、株式市場に対し弱腰になりやすい。リスク意識の高まりは一段落しているが、外部要因次第で一段安もあり得る」(三菱UFJ証券・投資情報部・山岸永幸氏)との声が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり693、値下がり958。出来高は11億908万株。売買代金は1兆1634億円。午前11時時点の東京外国為替市場は1ドル=107円台前半(11日終値は1ドル=107円54銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数で全33業種中32業種が下落。バルチック海運指数の大幅安を受け、川崎汽 <9107> 、商船三井 <9104> など海運株に売りが先行。JFE <5411> 、東製鉄 <5423> など鉄鋼株や、DOWA <5714> 、三菱マ <5711> など非鉄金属株も大幅安。野村不HD <3231> 、菱地所 <8802> など不動産株も軒並み売られた。

 米金融株安を背景に、みずほ <8411> 、三井住友 <8316> など銀行株や、新光証券 <8606> 、大和証G <8601> など証券株が軟調。損保ジャパン <8755> 、T&DHD <8795> など保険株も下押した。ファナック <6954> 、キヤノン <7751> 、アドバンテス <6857> など値がさハイテク株も指数を押し下げた。個別では、HIS <9603> が値下がり率トップとなったほか、急騰していたアツギ <3529> が利益確定売りに押された。

 半面、個別で、北海道の工場用地売却を発表したPS三菱 <1871> が一時ストップ高に新高値。09年3月期連結経常利益が従来予想を上回ると報じられたライト工 <1926> や、古河電池 <6937> 、ゴルドウイン <8111> なども年初来高値を更新した。

[ 株式新聞ダイジェスト ]提供:モーニングスター社

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