|
|
11日のロシア株式市場、資源株に買い戻し
ロシア株式市場は反発 4連休を控え様子見気分が強い中、資源株に買戻しの動き
11日のロシア株式市場は、反発。ロシア国家主権宣言の祝日に伴う4連休を前に、様子見気分が強い中、買戻しの動きに上昇した。米金融大手シティーグループが原油価格見通しを引上げ、ロシアの大手石油関連株の目標価格を19〜43%引上げたことでエネルギー関連株が上昇を主導した。この日はロシアで最大の株価指数先物、RTS指数6月期近物が取引最終日にあたり、9月物に乗り換える動きが出て現物に買い物が入った、との指摘もあった。MICEX指数は前日比0.85%高の1826.67、RTS指数は0.74%高の2356.71で取引を終えた。
エネルギー関連でもロシア最大の民間石油企業、ルクオイル(LKOH)は11日に一時2400を割り込んだがその後反発に転じ、12日は終日堅調な値動きで高値引けとなって市場を牽引した。また国内供給を促す目的で導入が検討されている鉄鋼製品の輸出税に関して、導入を見送る見通しを示したレポートが出て、6月に入って下落基調だった鉄鋼株が反発した。一方非鉄最大手ノリリスク・ニッケル(GMKN)は、10日発表の2007年決算でのれん代償却損が明らかになったことで、投資判断の引下げが相次ぎ、2日続落となった。
シティーグループが目標価格を引上げた中でもガスプロムの子会社ガスプロム・ネフチ(SIBN)は、43%と引き上げ幅が群を抜いていた(2.054ドル 約48.67ルーブル)。いまや世界最大のエネルギー関連投資額を誇るガスプロム(GAZP)の子会社という特権を生かして、事業拡大期待が市場で根強く、市場全体が5月後半以降に調整気味となる中、株価上昇を続け11日には再び上場来高値を更新している。
ガスプロム・ネフチ (SIBN)
27.722ルーブル (前日比 2.88%高)
取引単位 1株 (約 126円)
米国株は下落、原油上昇と金利引上げ観測を嫌気
NY株式市場は下落した。米連邦準備制度理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)がインフレ警戒姿勢を強める中、原油価格が急騰して金利引上げ観測が浮上したことを嫌気した。原油価格上昇は個人消費を鈍化させ、企業のコスト増につながるためだ。
FRBが発表した地区連銀経済報告では複数の地域で製造業者が原材料価格の上昇を消費者に転嫁する一方、個人消費が鈍化し、4月後半から5月を通じて経済活動は全般的に弱かった、とインフレが景気減速をもたらす様が報告された。
地区連銀経済報告は2週間後の金利引上げ観測から金融株が下落し、損失を過小評価している可能性があると指摘された住宅ローン大手ワシントン・ミューチュアルは9%超の下落となった。
メリルリンチが投資判断を引き下げ、さらにFRBが資産状況の調査をしている、との噂からリーマンブラザーズは13%を超える下落となった。
UBSが米鉄道会社2位のバーリントン・ノーザン・サンタフェの利益見通しが下方修正の可能性がある、としたことで鉄道株も下落した。ダウ工業株平均は前日比0.1.68%安の12083.77で取引を終えた。
債券市場では、ECB理事が複数回に及ぶ利上げを考えているわけではない、と述べたことや株式市場の急落を受けて債券市場に資金が流入し、金利は低下した。
為替市場では、ECBの複数の政策委員が金利引上げを示唆する発言をして、ユーロが対ドルで上昇した。ただアジア時間では12日発表予定の米小売売上高が堅調との事前予想からドルは反発している。
ニューヨーク原油先物、急反発
原油在庫が減少し、需給ひっ迫懸念が再燃
ニューヨーク原油先物は、急反発。米週間石油在庫統計で原油在庫が4週連続で減少したことで夏のドライブシーズンに在庫がひっ迫するとの懸念が強まった。さらに米ドルが対ユーロで下落したことや英石油大手BPのCEOがロシアの石油生産は減少傾向が続くとの見方を示したことも買い材料となった。一時1バレル=138ドル台まで上昇し、136ドル台で取引を終えている。
金先物も、ドル安と原油高を受け反発となった。銅先物も反発、一方トウモロコシ先物は米産地での降雨による生育鈍化懸念や米農務省が生産高見通しを下方修正したことを引き続き材料として、史上最高値を5日連続で更新している。商品市場の指標となるCRB指数も史上最高値を記録した。

※この記事は、日本初のロシア株 取扱証券会社であるARUJI GATE証券株式会社の提供です。 日本で実際にロシア株の売買ができるほか、ロシアおよびロシア株に関する詳細な情報を発信しています。URL: http://www.arujigate.co.jp/
関連記事
|
|

Powered by newsing |
|
マネー・経済最新記事
|
| |
|