[FINAMレポート12日付]ウラルカリー化学(URKA)、ブラジルへの供給価格は1000ドル/トンへ
ウラルカリー化学はブラジルと塩化カリウムの供給価格を1000ドル/トンとする契約に調印した。これにより世界の塩化カリウム市場は新たな局面に突入し、同社の収益性を大幅に上昇させるであろう。
インターファクスによると、ウラルカリー化学及びBeloruskaliの製品を海外に輸出する唯一の企業であるBelorusskaya kaliynaya kompaniya(BKK)は、これまでのブラジルとの塩化カリウム価格交渉において6月1日以降の供給価格を600-610ドル/トンから1000ドル/トンに引き上げる意向を示していた。BKKによると6月に供給価格を予定通り1000ドル/トンとする契約が成立した。供給開始は8月で、供給量は10万トン以上となる見込み。
4月末、BKKは第3四半期にアジア及び南米のスポット市場における塩化カリウム価格を1000ドル/トンにまで引き上げることを発表していた。
このニュースは市場で予測されていたものであったが、それでも極めて肯定的な性格を帯びている。なぜならば、今回のニュースによって世界の塩化カリウム市場は新しい局面に突入するからである。現在世界では、人口増、農作物の作付面積の低下、生産者が追いつけないほど急ピッチで拡大するバイオ燃料の増産などにより、カリウム肥料に対する需要が高まっている。その結果、カリウム肥料価格は最高値を更新し、カリウム生産者の収益性を上げている。ウラルカリー化学もその例外ではない。
現在の好景気と生産販売予想に基づき、FINAMは今後数年間、ウラルカリー化学が極めて高い業績をだしてくるのではないかと予想する。FINAMの試算では、2008年同社のEBITDAは4.7倍、また、純利益は5.8倍になると見込まれる。
現在FIMANはウラルカリー化学に対する評価を見直し中であるが、現時点で、評価は「買い」とし、目標価格は17ドルとする。成長可能性は30%である。
時価総額:291億414万3000ドル
普通株の株価:13.70ドル/株(およそ325ルーブル)
目標価格:17ドル/株(およそ403ルーブル)
週間変化率:10.5%
月間変化率:27.9%
年間変化率:483.0%

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