平均株価は22円安と小幅続落、値下がり1339銘柄と幅広く売られる=東京株式市場・13日前場

13日前場の東京株式市場は、平均株価が下げに転じ、前日比22円31銭安の1万3866円29銭と小幅続落した。東証1部の騰落銘柄数は値上がり309銘柄に対し、値下がり1339銘柄と幅広く売られた。
現地12日の米国株反発や、ドル高・円安推移を背景に、寄り付きは買いが先行。SQ(特別清算指数)算出に絡む売買が「225型で1単位当たり12万8000株の買い超」(中堅証券)だったほか、欧米から合計400億円の買いバスケット(売りバスケットは欧州から100億円)観測や、225先物に2000枚買いとの指摘もあり、平均株価は一時152円高まで上昇した。ただ、買い一巡後は先物市場に売り圧力が増し、裁定解消売りを巻き込んで、マイナス圏に沈んだ。
市場では、「SQ明けで動きやすくなり、週末要因もあって手じまい売りなど先物市場への売り注文が加速した。現地13日発表の5月米CPI(消費者物価指数)などに警戒感も働いている。きょうから始まるG8財務大臣会合でポールソン米財務長官の発言に注目が集まるが、来週に米大手金融機関の決算を控え、現時点では深追いしたくないというのが実状だろう」(SMBCフレンド証券・投資情報部・中西文行氏)との声が聞かれた。
出来高は20億4603万株(うちSQ概算分8億5600万株)。売買代金は2兆7666億円(同1兆4420億円)。午前11時時点の東京外国為替市場は1ドル=107円台後半(12日終値は1ドル=107円50銭)で取引されている。
東証業種別株価指数では全33業種中25業種が下落。段ボール需要の不振が伝わり、王子紙 <3861> 、日本紙 <3893> などパルプ・紙株が売られ、業種別値下がり率トップ。バルチック海運指数の大幅安を背景に、川崎汽 <9107> 、商船三井 <9104> など海運株にも売りが先行した。NTT都市 <8933> 、ダイビル <8806> など不動産株も軟調。アイフル <8515> 、NECリース <8793> などノンバンク株も売り優勢となった。個別では、直近で連騰していたゴルドウイン <8111> が値下がり率トップ。ほか、浅沼組 <1852> 、クミアイ <4996> などが急落した。
半面、ニッケル先物価格の急伸を受け、住友鉱 <5713> 、日軽金 <5701> など非鉄金属が買い優勢。丸紅 <8002> 、三菱商 <8058> など商社株も堅調。個別では、大東紡 <3202> が値上がり率トップに年初来高値更新。三菱UFJ証が新規レーティング「1」(強気)でカバレッジを開始した日金属 <5491> も大幅高となった。
[ 株式新聞ダイジェスト ]提供:モーニングスター社

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