フランスへの中国人旅行者が減少している。フランスがチベット抗議運動を支持し、仏首都パリでの五輪聖火リレーで大規模なを発生させたことに対する中国の不満と怒りが要因にある。 ここ数週間で、フランス旅行ツアーの販売を取りやめた中国の旅行会社が出てきた。ウェブサイトからフランス旅行商品を消した会社もあった。 フランスツアーを取りやめていない旅行会社も、同様な旅行に対する需要は20%以上の落ち込みを見せていると語った。 仏外務省は今週、中国当局が旅行会社に対し、フランスを目的地から外し、同国へのパックツアーの提供をやめるように口頭命令を発したと述べた。 中国旅行局はコメントを控えているが、北京旅行局はそのような命令はなかったと述べた。 中国とフランスの関係は、今年春から緊張状態にある。パリで五輪聖火リレーが行われた際、中国に対するチベット弾圧への抗議デモが過激に行われたことを受け、中国の仏製品不買運動が生じた。また、チベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマ氏に、パリの名誉市民権を与えるとの発表があり、中国のさらなる怒りを買っている。