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平均株価は380円高と大幅続伸、主力株中心に上値慕いの値動き=東京株式市場・16日後場

2008年06月16日 15:41更新 前の記事 次の記事  マネー・経済・東京株式市場一覧
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 16日後場の東京株式市場は、一段高。平均株価が前週末比380円64銭高の1万4354円37銭と大幅続伸し、終値で3日ぶりに25日移動平均線(大引け時点で1万4126円)を上抜いた。

 上海、香港などアジア株の堅調推移に加え、一部で、米金融機関大手のゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーが今週に控える決算発表で、国際商品のトレーディング益により最高の利益を計上する見込みと伝わり、市場心理が改善。シンガポール取引所(SGX)で「欧州系証券と見られる仕掛け買い」(外資系証券)が入り、後場寄りから買いが先行。その後も主力株中心に幅広く物色が続き、上値を慕う値動きとなり、平均株価は一時395円高まで買われた。

 市場では、「きょうはTOPIXコア中心に強く、先週売りに傾いていた海外勢が見直し買いに動いているようだ。米金融機関大手の好決算観測に関しては判断が難しい。現地16日のリーマン・ブラザーズから米金融機関大手の決算が続くが一つ一つ確認したい」(みずほ証券・エクイティ調査部・北岡智哉ストラテジスト)との声が聞かれた。

 東証1部騰落銘柄数は値上がり1314、値下がり318。出来高は18億8898万株。売買代金は2兆1481億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=108円台前半(13日終値は1ドル=108円06銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では全33業種中28業種が上昇。ゼクス <8913> 、サンフロンテ <8934> などがストップ高比例配分となったほか、大京 <8840> 、住友不 <8830> なども大幅高となり、不動産株が業種別値上がり率首位。商船三井 <9104> 、郵船 <9101> など海運株も急伸。伊藤忠 <8001> 、三菱商 <8058> など商社株も高い。住金 <5405> 、東製鉄 <5423> など鉄鋼株も買われている。

 ドル高・円安を背景に、京セラ <6971> 、東エレク <8035> 、TDK <6762> など値がさハイテク株が指数を押し上げ。野村 <8604> 、新光証券 <8606> など証券株や、三井住友 <8316> 、住友信託 <8403> など銀行株にも物色が向かった。個別では、岩手・宮城内陸地震による復興需要思惑から、PS三菱 <1871> 、植木組 <1867> 、東北ミサワ <1907> などが大幅高。16日午後零時に上限200万株の自社株買いを発表した東京個別 <4745> も値上がり率上位に浮上した。

 半面、時間外でのNY原油先物安を嫌気し、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> など資源関連株や、AOCHD <5017> 、コスモ石 <5007> など石油株に売りが継続。日電硝子 <5214> 、日山村硝 <5210> などガラス株も軟調に推移した。個別では、フルキャスト <4848> がストップ安比例配分。ほか、ゴルドウイン <8111> 、グッドウィル <4723> などが急落した。

[ 株式新聞ダイジェスト ]提供:モーニングスター社

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