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ユーロ圏のインフレ率、前年比3.7%上昇で過去最高

2008年06月17日 12:57更新 前の記事 次の記事  マネー・経済・経済指標・統計一覧
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 欧州連合(EU)統計局が16日発表した5月のユーロ圏(15カ国)消費者物価指数(CPI)改定値は、前年同月比3.7%上昇と、1996年に集計を開始して以来の最高値を更新した。食品・燃料・住宅価格の急激な上昇を反映し、4月の同3.3%上昇、07年5月の同1.9%上昇をいずれも上回った。

 EU統計局によると、EUの全加盟国27カ国では、CPIは同3.9%上昇で、4月の同3.6%上昇、2007年5月の2.1%上昇を上回った。上昇を牽引したのは食品(6.4%上昇)、交通(5.9%上昇)、住宅(5.7%上昇)だった。

 インフレの進行は、欧州中央銀行(ECB)が次回の金融政策会合で利上げを実施する圧力を高めることになる。ECBのトリシェ総裁は先週、次回のECB理事会で「小幅な」利上げを実施する可能性があることを示唆した。

 インフレ率は、ECBが目標とする2%未満という数値を大幅に上回っている。欧州委員会(EC)の報道官、Amelia Torres氏は、「好ましい数値ではない」「インフレは我々の主要な懸念事項だ」と述べた。

 EUによると、ユーロ圏の今年の経済成長率は1.7%にとどまり、昨年の2.6%を大幅に下回る可能性があるという。しかし、トリシェ総裁は、物価の安定が優先事項だとし、経済成長と雇用は危機的状況にはないと述べている。

 これまでのところ、ユーロ圏の失業率は過去最低の水準で推移している。4月の失業率は7.1%で、07年12月と同じ水準だった。

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*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

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