|
|
16日のロシア市場、小幅続伸
ロシア株式市場は小幅続伸、原油価格の乱高下にも反応薄
16日のロシア株式市場は、小幅続伸。4連休空けのロシア市場はその間に上昇した海外市場を追いかける形で上昇して始まった。ただ材料難から寄付き後間もなく息切れし、その後は上昇幅を縮める展開となった。エネルギー関連の比率の高いロシア市場の動向は原油価格の影響を受け易い面があるものの、先週来連日で繰り返される130ドル台での乱高下には反応薄となり、ほとんど材料視されなくなってきた。16日も原油価格は一時前日比1バレル=5ドル以上上昇し、140ドルを伺う展開となったものの、市場への影響は限定的であった。今後は140ドル台ないし120ドル台に大台替えしない限り、材料視され辛そうだ。MICEX指数は11日比0.29%高の1831.99、RTS指数は0.41%高の2366.32で取引を終えた。
農作物価格急騰を受け、カリウム肥料大手ウラルカリー化学(URKA)が11日比7%に迫る上昇となって上場来高値を更新、ガスプロム(GAZP)の石油子会社、ガスプロム・ネフチ(SIBN)にも買いが続いて連日で上場来高値を更新した。欧州金融大手INGが原油高騰はロシアの場合、石油会社よりも天然ガス会社のほうが好影響を受ける、とのレポートを出してガスプロム(GAZP)、ノヴァテク(NVTK)が上昇した。
ロシア最大の銀生産会社ポリメタル(PMTL)は、大株主が持ち株のうち、発行済み株式数の68%を売却した、と発表した。コメルサント紙によると売却価格が総額21億ドル(約2263億円)と11日の終値に比べ14%のプレミアム付だったことで、同社株は一時11日比7%上昇した。売却相手に同社の創業者などが含まれていることから、今後の業績改善に対する期待が高まった側面もある。同社は金生産でもロシア第3位である一方、銀価格のヘッジに失敗して2007年決算では銀価格上昇の恩恵をほとんど享受できずにいた経緯があった。
ポリメタル (PMTL)
205.21ルーブル (前日比 1.64%高)
取引単位 1株 (約 938円)
米国株はまちまち、リーマン赤字決算も市場に安心感
NY株式市場は、まちまち。原油価格急騰を嫌気して軟調に寄り付いたが、懸念されていた証券大手、リーマン・ブラザーズの決算が上場来初の赤字となったものの、内容自体は先週発表した暫定決算と同じだったこと、また顧客離れも起きていないことを発表したことで市場に安心感が広がった。一方アップルが次世代iPhoneによる利益押上げを予想するレポートが出て上昇、ハイテクは堅調だった。ダウ工業株平均は主力のGEが利益見通しの下方修正を受けたことで下落、前日比0.31%安の12269.08で取引を終えた。
債券市場では、ニューヨーク州の製造業景況指数が低下し、6月の米住宅市場指数も史上最低水準に落ち込んだ一方、4月の対米証券投資が市場予想を上回ったうえ、米地方連銀総裁がインフレ水準は許容できないほどに高いと述べたことで、強弱材料が入り混じり、小動きに終始した。
為替市場では、ユーロ圏の消費者物価指数が16年ぶりの高水準(前年比3.7%上昇)となったことに加え、欧州中央銀行(ECB)政策委員が「ECBの7月に向けたメッセージは、十分に明確なものである」と、利上げを強く示唆したことでユーロが対ドルで上昇した。
ニューヨーク原油先物は乱高下、史上最高値を更新後下落に転じる
ニューヨーク原油先物は、乱高下。ECB政策委員が利上げを強く示唆したことでユーロが対ドルで上昇した上、北海油田の供給量が火災の影響で減少となったことが明らかとなったことで一時1バレル=139.89ドルの史上最高値を記録した。しかし140ドルの大台が達成できなかったことでその後は利益確定売りがかさんで急落、結局1バレル=134ドル台と小幅下落で取引を終えている。
金先物も、ドル安を材料に続伸、銅先物は5月の中国鉱工業生産が前年同月比16%増となり、同国の堅調な需要見通しから続伸した。トウモロコシ先物は米中西部の生産地帯での暴風雨による農地の浸水が1993年以降で最悪となる可能性がある、との見方から8日連続で史上最高値を更新している。商品市場の指標となるCRB指数も三日連続で史上最高値を更新した。

※この記事は、日本初のロシア株 取扱証券会社であるARUJI GATE証券株式会社の提供です。 日本で実際にロシア株の売買ができるほか、ロシアおよびロシア株に関する詳細な情報を発信しています。URL: http://www.arujigate.co.jp/
関連記事
|
|

Powered by newsing |
|
マネー・経済最新記事
|
| |
|