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米FF金利、2%に据え置き

2008年06月26日 07:45更新 前の記事 次の記事  マネー・経済・各府省報告一覧
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 米連邦準備理事会(FRB)は25日、フェデラルファンド(FF)金利を現行の2%に据え置くと発表した。米国のリセッション入りを防ぐための、追加利下げの傾向に終止符が打たれた。

 FRBが通常集会で追加利下げを行わなかったのは、実に10か月ぶりのこととなる。

 FRBは、今年の原油価格・食料価格の上昇に起因する、リセッションの可能性とインフレーション圧力の高まりの問題に直面している。これにより米住宅ローン、クレジットカードローンなどに適用されるプライムレートは5%に据え置かれることになった。

 米連邦準備理事会(FRB)は「これまで利下げを行ってきたことが米経済の穏やかな成長を促進するだろう」と述べると同時に米経済が後退していく危険性は幾分軽減されたことも付け加えた。またインフレに対する懸念についても言及し、「インフレーションが生じる危険性が高まっている」と述べた。

 米エコノミストの一部は、米FRBはインフレを退けるために次回の8月5日の会合あるいは年末のいずれかの会合で利上げに踏み切らざるを得ないのではないかと予測している。

 一方で、長引く米住宅市場の低迷、失業率の上昇などの米経済環境から利上げに踏み切るのは難しいのではないかという懸念もなされている。今回のFRBによる金利据え置き発表においては、近い将来の利上げを検討する声明はなされなかった。一方で米連邦公開市場委員会(FOMC)委員でタカ派のフィッシャー・ダラス連銀総裁は25日の会合で利上げを行うべきであると主張した。

 FRB金融政策担当者らは米経済が最終的に回復すると信じつつも、まだ現在の状況では米経済は市場環境に敏感な状況にあり、今だ回復への軌道に完全に乗り切っていないとみなしている。

 FRBは今回の声明文で「労働市場は軟調に推移しており、金融市場にも大きな重圧がのしかかったままである。信用収縮やエネルギー価格の高騰が今後数四半期にわたって米経済成長の重荷となるだろう」と言及した。

 バーナンキ議長はまたドル安が米国内のインフレに寄与することも警告した。米消費者物価指数(CPI)は今年1−5月の5か月間で年率4%の上昇を示した。ガソリン・原油価格は記録的上昇を示している。FRBは、インフレ懸念は今年末か来年までには緩和されることを期待しているが、エネルギー・食料その他商品価格の高騰はその後も継続して残る懸念事項となるとし、そのため「インフレの危険性は今後も継続して残る」と述べられた。

 

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*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

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