[FINAMレポート30日付]第1卸売電力(OGKA)、TNK-BPと共同で合併企業を設立
ロシアの第1卸売電力は、TNK-BPと合弁企業を設立した。同ニュースは、第1卸売電力のファンダメンタルにポジティブな影響を与えるものと考えられる。しかし、同社の株価上昇材料となる可能性は少ないだろう。
インターファクス通信によると、第1卸売電力(OGKA)は、TNK-BPと合弁企業を設立した。合弁企業設立の目的は、Nizhnevartovskaya国営地域発電所における新たな発電施設の建設である。
第1卸売電力は、Nizhnevartovskaya国営地域発電所(現在、2基の発電施設が稼動しており、発電能力は合計1.6ギガワット)の株式100%を合弁企業設立のために出資する。一方、TNK-BP側は、およそ3億6000万ドルの現金を出資する。3番目となる発電施設建設に必要な資金の不足分は、銀行団からプロジェクト・ファイナンスとして融資される資金で補填する予定である。この他、合弁企業とTNK―BPとの間には、ガス及び電力供給に関する15年契約が交わされる模様。
FINAMは、第1卸売電力とTNK-BPの双方にとって、この合弁企業の設立は有益であると考える。第1卸売電力で使用される燃料の80%以上はガスであり、今後は、TNK-BPというガスの供給元が確保される。一方、TNK-BP側も、電力の供給元を確保することが可能となる。
しかし、FINAMは、この合弁企業の設立が、第1卸売電力株に及ぼす影響は少ないものと考える。その理由としては、第1卸売電力は株式追加発行を予定しているものの、買い手が現れていないことから、投資計画の遂行に支障をきたしていることが挙げられる。
FINAMの計算による第1卸売電力の目標適正価格は、0.11ドル/株(およそ2.6ルーブル)。
評価は、「買い」。
時価総額:35億7145万5433.52ドル
普通株の株価:0.076ドル/株(およそ1.8ルーブル)
週間変化率:-13.6%
月間変化率:-13.1%
年間変化率:-36.8%

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