フランステレコム、スウェーデン通信大手への買収提案を撤回
仏通信大手フランステレコム(France Telecom)は6月30日、スウェーデン通信大手テリアソネラ(TeliaSonera)に対して提示していた420億ドルの買収提案を撤回すると発表した。両社の合併が成立していれば、欧州で最大の通信会社が誕生していた。
フランステレコムは声明の中で、両社が金銭的な条件で「合意に達することができなかった」とコメントしている。同社はまた、テリアソネラの買収が「戦略上不可欠なものではない」としている。
両社が合併すれば、契約者数は2億3,700万人と、契約者2億人のスペイン同業大手テレフォニカを上回り、世界第4位の通信会社が誕生していた。
フランステレコムが6月5日に非公式の買収提案を行った際、テリアソネラの取締役会は、買収額が低すぎるとして全会一致で買収案を拒否していた。フランステレコムの提示額はテリアソネラ株1株につき56.225スウェーデンクローナ(約989円)、総計で約2,520億スウェーデンクローナ(約4,400億円)を支払うものだった。
テリアソネラは6月30日に発表した声明の中で、「条件が大きく改善されていないため、テリアソネラ取締役会は、この買収提案が当社の価値を大幅に過小評価しているとの見解を変えていない」とコメントしている。
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