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米ワコビア、変動型住宅ローン商品一部取扱中止へ

2008年07月01日 09:42更新 前の記事 次の記事  企業・事業再編一覧
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 米大手銀行ワコビア(Wachovia Corp.)は30日、借入者の毎月返済額が、利子よりも小額に設定できる貸与側にとって高リスクである変動型住宅ローン商品の取り扱いを中止すると発表した。

 中止する住宅ローン商品は「Pick-A-Payment」と呼ばれる変動型ローンの一部で、借り手の意思で毎月の支払額が選択できる。同社は今後提供する住宅ローンでは利子以下の毎月返済額設定は不可能とする予定であるという。 

 これまで最低金利1%支払など利子以下の支払額を設定できるローンについては全額償還に負の影響をもたらすとの批判がなされてきた。借入者が支払額を極度に減額設定することで、最終的に住宅購入価格よりも多くの金額を返済しなければならなくなり、住宅差し押さえ件数増加に導くことなどが懸念されてきた。

 ワコビア広報担当のDon Vecchiarello氏は、「多くの借入者が抵当権流れを避ける方法を模索しているのを見てきた。今回の決定は、同社金融商品利用者が必要に合った正しい商品を購入できるためになされたものだ」と説明している。今後同社が提供する変動型住宅ローンでは以前と同様利子オンリー、利子プラス元本、変動利子分オンリーの支払は選択可能とする予定であるという。同社の変動型住宅ローン「Pick-A-Payment」による資産総額は現時点で1,200億ドルに上っている。

 ワコビア他米主要金融会社は、住宅市場の低迷、依然として続く信用収縮で大きな損失を計上している。同社株価は30日、69セント(4.3%)下落して15.53ドルとなった。取引時間中には一時14.70ドルまで落ち込み、過去16年間で最低水準となった。

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*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

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