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1日のロシア市場は急落 メドベージェフ大統領就任前の水準まで下落

2008年07月02日 14:56更新 前の記事 次の記事  マネー・経済・ロシア市場一覧
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ロシア株式市場は急落 欧米市場急落にひきづられ、5月急騰前の水準まで下落

1日のロシア株式市場は急落した。原油価格の上昇が続く中、MICEX指数は先週初からの下落幅が6%に達した。この日は、米国の株価指数先物が欧州時間に損切りの売りが加速、それに連れて欧州株も自動車・航空株主導で大幅下落となった。ロシア市場はこの動きにひきづられる形で下落し、急騰を演じた5月7日のメドベージェフ新大統領就任前の水準まで下落した。MICEX指数は前日比3.45%安の1693.21、RTS指数は2.63%安の2242.74で取引を終えた。

エネルギー関連の時価総額比率が高いロシア市場では、市場全体に売り基調となったときには、エネルギー関連も売られざるを得ない。この日はこれまで原油価格の高止まりを横目に我慢を重ねていた投資家が投売りをいたことで、エネルギー関連の大型株に売りが集中した。30日取引終了後に市場予想を上回る決算を発表したガスプロム(GAZP)が3.97%安、ルクオイル(LKOH)が3.15%安、ロスネフチ(ROSN)が3.16%と下げを主導した。この日明らかとなった原油輸出税の引上げを嫌気した売りとの見方もあるが、二ヵ月後との税率見直しは原油取引価格連動するため、市場ではある程度織込み済みのうえ、5月から6月にかけてのエネルギー株の急騰はまさに原油価格上昇を材料としていただけに、この日の市場の反応は投資家の弱気センチメントを反映したものと言えよう。

MICEX指数を構成する30銘柄のうち、上昇したのは前日自動車部品会社の設立計画を明らかにした自動車のアフトワズ(AVAZ 1.36%高)のみであった。01日に逆行高となった銘柄のひとつは肥料大手のウラルカリー(URKA)。米証券大手ゴールドマンサックスが調査を開始、長期的な需給ひっ迫が予想されるカリウム肥料市場で恩恵を受ける、として投資判断を新規に"買い"とした。原油と共に農作物価格の上昇が止まらない中、低環境負荷による増収法として肥料ビジネスへの関心が世界的に高まっている。

ウラルカリー (URKA)
1日終値 352.74ルーブル (前日比 4.65%高)
取引単位 1株 (約 1597円)


米国株は乱高下 年初来安値を更新するも、引けにかけて値を戻す
 
NY株式市場は乱高下した。原油価格が6月30日の高値に接近したことで、ダウ工業株平均は寄付き後すぐに年初来安値を割り込んだ。その後発表となった6月の米供給管理協会(ISM)製造業景況指数が50.2と市場予想を上回ったうえ、好不況の分かれ目である50も回復したことで前日の終値近辺まで値を戻した。ただその水準では原油価格上昇が止まらないことを嫌気した売りに押され、すぐに反落、寄付き後の安値も下回り、ダウ工業株平均の下落幅は一時160ドルを超え、年初来安値を更新した。

 午後に入って発表となった6月の米自動車販売台数で、最大手のGMが前年比8%減とはいえ、市場予想を上回ったことで6月に30%超下落していた同社株に買戻しが入り、市場全体に安心感が広がった。買戻しの流れは金融株をはじめ幅広い銘柄に及び、ダウ工業株平均は小幅高で取引を終了、終値は前日比0.0.28%高の11382.25。市場では3日に相次いで発表となる欧州中央銀行(ECB)による利上げの有無、6月の米雇用統計に関心が集まっており、しばらくは神経質な展開が続くものと思われる。

債券市場では、6月のISM製造業景況指数が市場予想を上回り、株式市場も反転上昇となったことで売り優勢の展開となり、金利は上昇となった。

為替市場では、03日にECB理事会を控え、利上げへの機運が高まる中、ユーロが対ドルで買われ、小幅上昇となった。


ニューヨーク原油先物は反発、需給ひっ迫予測と地政学的リスクの高まりに一時史上最高値に接近

 ニューヨーク原油先物は、反発。国際エネルギー機関(IEA)が中期石油市場レポートで2013年まで需要が供給を上回る可能性を指摘したことに加え、米ABC放送が年内にもイスラエルがイランを攻撃する可能性が高まっていると報じたことで地政学的リスクが高まり、原油先物価格は一時143ドル台と6月30日に記録した史上最高値に迫った。その後利益確定売りに押され、140ドル台後半で取引を終えている。

 金先物は、ドル下落と地政学的リスクの高まりから、金への需要が高まり、反発、銅先物は中南米の労働争議が相次いだことで供給不安が高まり続伸となった。大豆先物は米国の収穫面積見通しが下方修正された影響で史上最高値を更新、一方トウモロコシ先物は収穫面積見通しが市場予想を上回ったことで続落となった。大豆はトウモロコシの裏作に当たるという特性がある。


ARUJI GATE
※この記事は、日本初のロシア株 取扱証券会社であるARUJI GATE証券株式会社の提供です。
日本で実際にロシア株の売買ができるほか、ロシアおよびロシア株に関する詳細な情報を発信しています。URL: http://www.arujigate.co.jp/


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