|
|
2日のロシア市場、反発 上値は限定的
ロシア株式市場は反発 前日の急落から値を戻すも、3日の重要イベントを控えて上値は限定的
2日のロシア株式市場は反発した。前日の急落後で自律反発の動きに値を戻したが、3日に欧州中央銀行の金融政策と米雇用統計の発表を控え、積極的に買い上げる動きとはならず、上値は限定的であった。特に02日に4%に迫る急落を見せたガスプロム(GAZP)の上値が重く、この日も1%強の続落となったことが市場に不安感を与え、MICEX指数は1720どころの上値が重くなっていた。MICEX指数は前日比0.0.94%高の1709.17、RTS指数は0.57%高の2255.46で取引を終えた。
米国市場で主要鉄鋼株が軒並み10%を超える下落となり、ロシア市場への影響も懸念される。しかしながら米国市場での下落要因は主製品である自動車向け鋼板が自動車販売急減速の影響で需要減となる懸念からおきたもので、片やロシアの国内需要は堅調なため、米国での売上げ比率が高いセヴェルスタリ(CHMF)を除けば影響は軽微となると思われるが、03日に限れば売り圧力にさらされそうだ。
海外市場の急落を受け、調整色を強めるロシア市場でこの二日で30%強の急騰を演じたのがアフトワズ優先株(AVAZP)。普通株(AVAZ)がこの間2.60%の上昇に留まっていることを考えると驚異的だ。純利益の10%優先株への配当にまわすとの提案が9月05日の臨時株主総会に提案される運びとなり、そこで承認されれば2006年分の配当実績を基にすると配当額がそれまでの3倍程度となる、との観測から買いを集めている。
アフトワズ優先株 (AVAZP)
02日終値 15.74ルーブル (前日比 12.20%高)
取引単位 100株 (約 7128円)
米国株は下落 原油価格上昇を嫌気したうえ、景気悪化懸念から鉄鋼関連株が急落
NY株式市場は下落した。3日発表の米雇用統計の先行指標となる、6月のADP民間部門の雇用者数が市場予想以上に減少となったことで、雇用市場への不安が高まった上、原油価格が史上最高値を更新したことで、ハイテク、消費関連が下げを主導した。また米国での自動車販売不振から鉄鋼需要が鈍化する、との見方が台頭、鉄鋼株と石炭株が急落した。昨日の株式市場反発の主役となった自動車大手GMは、メリルリンチが最大150億ドル(約1兆5920億円)の資金調達が必要となる可能性を指摘したことで破綻懸念が台頭、株価は15%超下落し1954以来の水準に達した。メリルリンチとシティグループが第2四半期に業績赤字予想となる、とのレポートがでて金融株も下落した。ダウ工業株平均は前日比1.46%安の11215.51で取引を終えた。03日は、翌04日が独立記念日となるため、米国市場は半日立会いとなる。重要イベントも重なることで、波乱が予想される。
債券市場では、ADP民間部門の雇用者数が減少を示したうえ、株安・原油高が重なり投資資金が国債市場に流入、金利は低下した。雇用統計での非農業部門雇用者数は6万人の減少が予想されているが、ADP同様に予想を上回る減少が示されれば、景況感悪化に拍車がかかりそうだ。
為替市場では、03日のECB理事会での利上げは市場で織込み済みとはいえ、米国の利上げ観測が大きく後退する中、ユーロ先高感が台頭し、対ドルで上昇となった。
ニューヨーク原油先物は続伸 米原油在庫が減少を示し、史上最高値を更新
ニューヨーク原油先物は続伸した。米週間石油在庫統計で原油在庫が増加予想に対し、大幅な減少となったことで需給懸念が高まり、一時1バレル=144.32ドルの史上最高値を更新した。またドルが対ユーロで下落基調にあることから、米ドルで取引される商品には先高感が強まっている。143ドル台で取引を終えたが時間外で更に上昇し、一時144.57の史上最高値を記録している。
金先物は、ドル下落と商品価格上昇を受け続伸、銅先物も引き続き中南米での労働争議を懸念して続伸となった。大豆先物は連日で史上最高値を更新、トウモロコシ先物も上昇した。小麦先物はトウモロコシ先物急騰を受け、それに換わる代替飼料としての見直し買いで、これまた上昇となった。

※この記事は、日本初のロシア株 取扱証券会社であるARUJI GATE証券株式会社の提供です。 日本で実際にロシア株の売買ができるほか、ロシアおよびロシア株に関する詳細な情報を発信しています。URL: http://www.arujigate.co.jp/
関連記事
|
|

Powered by newsing |
|
マネー・経済最新記事
|
| |
|