[FINAMレポート3日付]露政府はコークス輸出を制限する方針
ロシア政府は、昨今の鉄鋼価格高騰を鑑み、国内市場でのコークスの供給増を推進し、コークスの価格低下を図る方針である。コークスを輸出している石炭会社にとって、同ニュースはネガティブな材料になるだろう。
インターファクス通信によると、ロシア政府は、国内のコークス供給量を増加させる目的で、関税によるコークス輸出の制限を検討している。輸出関税の規模については明らかにされていないが、石炭会社が国内市場への供給を義務付けられるコークスの量は、年間におよそ5000万トンと推定されている。
FINAMは、コークスを輸出している主要企業(ラスパドスカヤ及びメチェル)にとって、同ニュースはネガティブに受け止められるだろうと考える。コークスを輸出している企業は、輸出枠及び輸出関税等の輸出規制を適用されると共に、国内市場への供給を義務付けられる可能性が出てきた。従来、国内市場のコークス価格は、国外価格より低い。一方、コークスを輸出していないBelonにとっては、有利な情勢であるといえる。
FINAMの計算によるメチェル株の適正価格は25ドル(およそ585ルーブル)。
ラスパドスカヤ株の適正価格は9.74ドル(およそ228ルーブル)。

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