平均株価は12営業日続落し40円安、薄商いの中ジリ安基調=東京株式市場・4日前場
4日前場の東京株式市場は、平均株価が前日比40円87銭安の1万3224円53銭と12営業日続落。東証1部の出来高が7億5721万株、売買代金は7872億円と薄商いの中、ジリ安基調となった。
3日の米国株高に加え、ドル高・円安に振れていることを背景に、小反発でスタートしたが、国内外から合計500億円の売りバスケット(買いバスケットは欧州から150億円)が観測され、マイナス転換。4日の米国株式市場が独立記念日で休場になることに加え、週末要因もあり、閑散商いにさえない展開となった。
市場からは、「ムードが悪い。短期リバウンドはあろうが、上値を買う主体がいないため、戻りは限定される。原料高や円高などを受け、国内企業業績が下方修正されるとの懸念も強い。来週にも1万3000円割れの可能性がありそうだ」(ウツミ屋証券・証券商品部長・藤田勝義氏)との見方が聞かれた。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり764、値下がり773。午前11時時点の東京外国為替市場は1ドル=106円台後半(3日終値は1ドル=106円03銭)で取引されている。
東証業種別株価指数では、全33業種中、値下がり23業種。東建物 <8804> 、野村不HD <3231> など不動産株が売られ、業種別値下がり率トップ。米半導体株安を背景に、東エレク <8035> 、アドバンテス <6857> などが売り優勢となったほか、武田薬 <4502> やKDDI <9433> も下押した。三井住友 <8316> 、大和証G <8601> など金融株も売られた。
半面、第1四半期の連結営業最高益が報じられたコマツ <6301> や日立建機 <6305> など建機株が堅調。JFE <5411> や住友鉱 <5713> などもしっかり。黒鉛電極の輸出価格引き上げ報道を背景に、東海カ <5301> 、カーボン <5302> に物色が向かった。伊藤忠 <8001> との資本・業務提携を発表したMDM <7600> はストップ高となった。
[ 株式新聞ダイジェスト ]提供:モーニングスター社
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