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3日のロシア市場、反落 鉄鋼株が急落
ロシア株式市場は反落
重要イベント前に売り先行、無事イベント通過するも鉄鋼株が急落して指数は小幅反落
3日のロシア株式市場は反落した。欧州中央銀行(ECB)の金融政策と米雇用統計の発表を控え、イベント前に売りが先行した。MICEX指数の下落幅は一時2%を超えた。ECBは市場の事前予想通り0.25%の利上げ決定が発表されたが反応薄で、理事会後の総裁記者会見に市場の関心が集中していたことをうかがわせた。米国の雇用統計はほぼ市場予想通りであったが、ECB総裁が今後の政策スタンスが中立であることを強調したことで、利上げ継続姿勢を不安視していた市場に安心感が広がり、急速に下落幅を縮小させた。ただ前日の終値には届かず、反落となって取引を終えた。MICEX指数の終値は前日比0.80%安の1695.47、RTS指数は1.94%安の2211.73。4日は米国が独立記念日の祝日となるため、薄商いとなりそうだ。
前日の米国市場で自動車販売急減速の影響で需要減となる懸念から主要鉄鋼株が軒並み10%超の下落となったことで、ロシアでも同セクターへの売りがかさみセヴェルスタリ(CHMF)とノヴォリペツク製鉄(NLMK)はいずれも5%強の下落となって指数を押し下げた。
鉄鋼の主要原料となる石炭も需要減退が懸念されるが、ロシアではコークスの国内価格を抑える目的でコークス輸出税の導入が検討されている(詳細は03日付けFINAMレポートをご参照ください)。輸出を手がけるラスパドスカヤ石炭(RASP)は悪材料が重なり、前日比4%を超える下落となった。
ラスパドスカヤ石炭(RASP)
3日終値 210.12ルーブル (前日比 4.09%)
取引単位 100株 (約 95381円)
米国株は反発
予想通りの雇用統計とECBの中立姿勢を好感し上昇、ただしハイテクは半導体株が軟調で下げる
NY株式市場は反発した。6月の雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比6万2000人減少したものの、市場予想通りであったため、むしろ通常の景気後退期に見られる20万超の雇用減となっておらず、むしろ利上げ時期が遠のくとの見方が台頭した。ECB総裁も今後の金融政策に関し中立的姿勢となったことを強調して、インフレ懸念から利上げ局面入りを懸念していた市場に安心感が広がり、反発となった。その後発表となった6月の米供給管理協会(ISM)非製造業総合景況指数は48.2と、3ヶ月ぶりに好不況の分かれ目である50を割り込んだことで下落に転じ、前日の安値も割り込んだ。米主要企業で構成されるS&P500指数はざら場ながら、ダウ工業株平均に続いて昨年10月に記録した高値から20%の下落となり、弱気相場入りの目安となる水準まで下落した。その後ドル高から原油価格が下げたことから、再び反発に転じ、ダウ工業株平均は前日比0.65%高の11288.54で取引を終えた。ただハイテク株は半導体メーカー大手、エヌビディアが売上高見通しを下方修正したことで半導体株が売られ、ナスダック指数は小幅安となった。
債券市場では、雇用統計とECB総裁の発言から欧米での利上げ観測が後退し、短期債が買われる一方、インフレの高止まりが懸念されて長期債は売られた。
為替市場では、ECB総裁の発言から追加利上げ観測が後退し、米国の株式市場も反発したことでユーロが対ドルで売られた。
ニューヨーク原油先物は続伸
史上最高値更新後下げに転じたものの、熱帯性暴風雨接近予想で再び上昇
ニューヨーク原油先物は、続伸。ロシア大統領が原油価格は150ドルに達するとの見通しを示し、時間外取引で一時1バレル=145.85ドルの史上最高値を記録した。その後ドルが対ユーロで反発したことで原油価格は143ドル台まで軟化したものの、熱帯性暴風雨接近予想で再び上昇に転じ、145ドル台で取引を終えた。
金先物は、ドル反発を受け4日ぶりに反落、銅先物も5日ぶりの反落となった。大豆先物は三日連日で史上最高値を更新する一方、トウモロコシ先物は良好な生育見通しから下落した。

※この記事は、日本初のロシア株 取扱証券会社であるARUJI GATE証券株式会社の提供です。 日本で実際にロシア株の売買ができるほか、ロシアおよびロシア株に関する詳細な情報を発信しています。URL: http://www.arujigate.co.jp/
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