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インド航空会社、リストラに続き業務規模縮小へ
インド航空会社、リストラに続き業務規模縮小へ
【ニューデリー】インドの格安航空会社ゴーエア(GoAir)が、燃料価格高騰の最初の犠牲者となりつつある。
燃料価格の高騰を受けゴーエアは、コスト削減のために業務規模を半分に縮小した。業界関係者は「ゴーエアは深刻な現金不足に直面しており、間もなく企業救済を求めるだろう」と語っている。
ゴーエアのニーラジ・カプール副社長(マーケティング担当)は「燃料価格の高騰に対応するために、コストを削減していかなければならない。すでに何人かの従業員を一時解雇し、営業所4箇所を閉鎖している。今後も経営に全力を尽くし、顧客に最良のサービスを提供し続けていくよう努力する」と発表した。
ゴーエアは身売りについては否定しているが、航空業界では「ゴーエアの資金繰りを何とかしないと、ワディア一族(ゴーエアのオーナー)にとって、最悪の事態が起こる」という噂が流れている。ゴーエアは1ヶ月の運行本数を、以前の1,400本から約700本まで減らした。また、最近1週間で従業員計160人に対し解雇通知を送った。ゴーエアは現在6機のエアバスA320旅客機(4機はリース、2機は自社所有)を運行させている。また、インド全国に約1,000人の従業員がいるという。
燃料価格の高騰を受け、全世界でこれまでに24の航空会社の経営が破綻している。インド航空業界全体の損失総額は、今会計年度で20億ドル(約2100億円)をこえると予想されている。
アジア太平洋航空センターインド支局(Center for Asia Pacific Aviation、CAPA)カピル・コール支局長は「原油価格は9月までに1バレル175ドル(約1万8700円)まで上がると予測されている。例年インド航空業界は、7-9月期に売上げが落ち込む。それに燃料価格の高騰が重なり、インド国内の各航空会社にとっては、生き残るのが非常に難しくなるだろう」と分析している。
※この記事は、インド専門ニュース&コラムサイト「ヴォイス・オブ・インディア 」の提供です。ビジネス、政治から社会、文化、エンタテインメントまで、インド発の最新情報をお届けしています。
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