バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長とポールソン米財務長官は10日、下院金融委員会で証言し、米経済市場の混乱に対応するための新しい法的処置を整える必要性があるとの考えで両氏が一致していると伝えた。破たんした米投資銀行大手ベアー・スターンズを救済する際に、被害や影響を最小限に抑え、整然と処理が進むよう政府が介入・助言できるような制度の樹立を求めた。 同委員会のBarney Frank委員長は、議会にとってより重要なことは、法制度を性急に変えようと動くことではなく、「正しいことを行う」ことだと述べ、バーナンキ議長とポールソン財務長官もこれに同意した。ポールソン財務長官は「今年中にこれを成し遂げるのは非常に難しい事だ」と理解を示した。 しかし両氏とも、大手金融企業が破たんした場合に、米金融システムが連鎖破たんを免れる、政府による新しい力が必要であることを訴えた。