ロシア、インド・中国との友好を最優先事項に
【モスクワ】ロシア政府は15日に発表した外交方針によると、ロシアはアジア政策としてインド・中国を「最も重要な方向」と位置付けている。世界の多極化の重要な要素としてインド-中国-ロシア3カ国関係を強化していく考えが明らかになった。
ロシア憲法では、大統領が外交政策を決定する権限を有している。ドミトリー・メドヴェージェフ大統領は15日に発表されたロシア外交方針で、インド・中国との友好を最重要項目とすることを強調した。インド・中国と効率的な政治経済関係を構築し、利益を共有する考えだ。
インドとの2国間関係についてメドヴェージェフ大統領は「ロシアはインドとの戦略的パートナーシップをより深いものにし、両国間の懸案事項を解決していく。また、両国の利益につながるよう、特に貿易・経済分野の成長を確実にしていくために努力する」としている。
またロシアは上海協力機構(Shanghai Cooperation Organization、SCO)を地域統合とパートナーシップのために特に重視すること発表した。かつては中国-ソ連国境の軍事的な信頼醸成を目的として設置されたSCOは現在、中国・ロシア・カザフスタン・キルギスタン・タジキスタン・ウズベキスタン6か国による多国間協力組織に姿を変えている。インドはSCOのオブザーバー加盟国になっている。
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