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イスラエル、イランへ軍事攻撃を検討

2008年08月07日 11:09更新 mailメール

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 イランの核兵器開発への懸念が高まるにつれ、イスラエルはイランへの攻撃準備を着々と行っている。

 イスラエルはイランに軍事攻撃を行えば、イランの核兵器開発プログラムを完全に停止することができないとしても、同プログラムの進行を遅延させることができると確信している。イランが欧米によるウラン濃縮活動停止要求を振り払ったことで、イスラエルでは同国にイランが核攻撃を仕掛けるのではないかという懸念が高まるようになっている。イランアハマディネジャド大統領は以前イスラエルの消滅を呼びかけており、国際社会の中でも特にイスラエルがイランのウラン濃縮プログラムについて警戒を高めている。

 イスラエルは90機のF-16I戦闘機を購入しており、今後来年末までに同機をさらに11機購入する予定であるという。またドイツからはドルフィン潜水艦を2艇購入している。これら潜水艦から核攻撃を行うことができるといわれている。海外メディアによると、イスラエル諜報機関のイラン領土内での活動が活発に行われるようになっているという。

 イスラエルはイランが来年あるいは少なくとも2010年までにはウラン濃縮により原爆を完成させるだろうと信じている。一方米国はイランが原爆を製造するには数年ないし10年程度かかると推定している。イスラエルモファズ副首相は先週米ワシントンD.C.で開かれた政策フォーラムにおいて、「もしイスラエル、米国および欧州諜報機関が、イランが核兵器製造に成功したという証拠を得たら、イスラエルは核兵器の脅威に対抗するための手段に出るつもりだ」と述べている。

もしイスラエルから何らかの軍事攻撃が生じれば、イランが同国の原油生産を停止、ホルムズ海峡の航行も閉鎖するおそれがあり、原油価格の高騰、欧米経済低迷をもたらすことが懸念される。元イスラエル国家安全相談役補佐で現在ハーヴァードケネディスクールのシニアフェローであるChuck Freilich氏は、「イランへの攻撃の価値を計るとすれば、それがどれだけイラン核兵器製造プログラムを遅延できるかどうかだ。2,3年では効果がない。少なくとも5−10年程度製造過程を遅延させることができるべきだ」と分析している。


※この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

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