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南カリフォルニア州7月住宅販売件数、押し目買いで上昇

2008年08月19日 11:50更新 mailメール

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 7月米南カリフォルニア州の住宅販売件数は過去16か月で最高件数にまで上昇した。住宅価格の低迷が続く中、抵当権質流れ物件を押し目買いする購入者が目立ったとみられる。7月の南カリフォルニア州での住宅販売件数は新築・中古物件含めて総計2万329件となり、前年同月比で13.8%増、前月比で16.7%増の急上昇を示し、2007年3月以来最高水準の住宅販売件数、前年比での増加は2005年9月以来のこととなった。

 南カリフォルニア州住宅販売価格の中間値は先月34万8千ドルとなり、米住宅市場がピークを迎えた2007年7月の50万5千ドルから31.1%の減少、6月の35万5千ドルから2.2%の減少を示した。

 米調査会社MDA DataQuickアナリストのJohn Karevoll氏は「住宅市場が回復に向かったと判断するのはまだ早すぎるが、住宅市場低迷の底を通過したことが示唆される」と分析している。カリフォルニア州立ポリテクニック大学金融不動産学教授のMichael Carney氏は、「住宅市場の底を脱却したと考えるのは時期尚早だ。本当の回復は一般の人々が普通の物件を積極的に購入し始めて初めて判断できる」と述べている。7月の南カリフォルニア州抵当権質流れ件数は全再販物件中43.6%となり、前年同月比で7.9%増となった。6月は41.3%となっていた。抵当権質流れ件数は相変わらず最高水準を維持している。

 特に南カリフォルニア州の中でも富裕層が居住するロサンゼルス東部リバーサイド郡では、物件販売件数の顕著な上昇が示されている。同地域での7月抵当権質流れ物件の割合は64.4%にも上り、一方で新築・既存物件販売件数は前年同月比で48.6%増の急騰を示した。一方で中間値は34.8%下落して26万ドルとなった。

 南カリフォルニア州で住宅を販売している業者ダグ・シェファード氏によると、「これまで住宅を買う余裕のなかった人々が住宅価格低迷により住宅を購入できるようになってきた。今は住宅価格が下落して金利も低い。だから販売件数も増加している」という。


※この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

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