ロシアが独立承認、新冷戦も恐れず
[PR]
メドベージェフ大統領の独立承認宣言は、日米欧各国の強い反対を受けている。メドベージェフ大統領は、「われわれは何をも恐れない。冷戦状態をも覚悟している」と述べた。
また米国による東欧圏ミサイル防衛システムについてもロシア側が軍事的対応をすることを誓約した。米国は東欧圏ミサイル防衛システムは北朝鮮とイランからの脅威に備えるためだと主張しているが、ロシアは欧米諸国によるロシア軍事力の弱体化を目指すものであるとしている。南オセチア州とアブハジア州を分離独立させることは欧米諸国との冷戦を再燃させる危険性を帯びている。
一方で南オセチア州州都ツヒンバリでは分離独立承認を受け、パレードや祝典が行われ、南オセチア州とロシアの国旗が掲げられた。
米ライス国務長官は、「アブハジア州および南オセチア州はグルジアの国際的に認識されている国境の内部にあり、今後も同様であるべきだ」と述べた。米ブッシュ大統領もロシアの独立承認は「無責任だ」とし、激しく非難した。ドイツおよびフランスもロシアによる独立承認を非難、英国も「独立承認はコーカサス地域の平和につながらない」とし反対を示した。
ロシア側は独立承認はグルジア軍の同地域での「虐殺」ともいえる攻撃によるものであるとしている。
なおロシア国連大使のVitaly Churkin氏は後に冷戦再燃について表現を和らげ、今後欧米諸国との関係性が難しくなる時期が生じることを認識しているとし、「冷戦は国際的な流れの中に両サイドが巻き込まれた際に生じたものであり、今後どのような状況にあっても冷戦が再び生じることはない」とした。
ロシアによる独立承認は欧米諸国との交渉なしに決められたため、世界各国を驚かせることになった。
メドベージェフ大統領は独立承認に関して、「グルジアサーカシビリ大統領は独自の政治的計画を果たすために虐殺を容認した。虐殺はもっとも非人道的なやりかただ。グルジアは南オセチア州を吸収しようとしている」と非難した。
ロシアによる独立承認の影響は定かではないが、短期的にはロシアの国際社会からの孤立化が深まる恐れがある。カーネギー・モスクワセンターシンクタンクロシア問題専門家のMasha Lipman氏は「独立承認は少なくとも1か所の重要な架け橋を失うことになる」と分析している。ロシアは今後G8や世界貿易機構(WTO)のメンバーシップから外される恐れもあるという。またロシアと欧米各国の対立がイランなどでの核拡散防止活動を滞らせ、テロ組織の活動規制を弱体化するのではないかという懸念もされている。
※この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.
関連写真
![]()
スポンサード リンク
- イエメンで拉致された日本人技師、真下さんが8日ぶりに解放
09:43 - 雇用創出を促す選択肢を検討中=米ホワイトハウス07:57
- 【オランダ】 保健所でワクチン接種開始05:19
- 不動産市場への一部刺激策を直ちに中止すべき=中国人民銀行04:50
- 金融危機は完全に終息していない、景気対策解除は早計=ECB総裁01:32
- 日中韓、新型インフル・食品安全性の情報を迅速共有へ
01:09
![]()
PR情報
- ひまわりFX体感プロジェクト豪華キャンペーン実施中
- ひまわり証券株式会社
- スタートでチャンス5,000円プレゼント
- キャンペーン期間:2009年10月1日(木)〜2010年1月29日(金)まで
- 今すぐ、ひまわりFXを体感しよう!
![]()
- FXキャンペーン特集
- IBTimesがお届けするFX(外国為替証拠金取引)キャンペーン情報特集。FXを始めるなら、キャンペーンの利用がお得です。
- CFD特集
- FXに続く投資として注目を集めるCFDをご存知ですか?概念やメリットなどCFDのいろはをやさしく解説します。
- プロバイダキャンペーン特集
- IBTimesがお届けするプロバイダキャンペーン情報特集。インターネットを始めるなら、キャンペーンの利用がお得です。
| ・欧州ファッション界の大物が集結した夜 |
| ・サンタクロースにキスしちゃ駄目! インフルエンザの感染予防で-ハンガリー政府 |
| ・【ベルギー】ミシュラン星付レストラン、半数は経営難 |
| ・オランダ・ベルギー、過去100年で二番目の暖かさ |
| ・20年後の英国二世大富豪ランキング!1位は560億円の… |







