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若い芸術家の発想の原点はガンディーと環境:インド美術サミット

2008年08月27日 18:00更新 mailメール

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 【ニューデリー】マハートマー・ガンディーの思想は今でも多くの若い現代芸術家らにとって発想の原点となっているようだ。またS・N・ソウザやS・H・ラーザー、ジャミニ・ローイなどの美術界の巨匠も作品でガンディー思想を表現している。
 
 ニューデリーで3日間にわたりインド美術サミット(India Art Summit)が開催された。サミットで若手芸術家が繰り返した言葉は「ガンディー」と「環境」という2つのテーマだった。
 
 サミットの会場となった大型展示場プラガディー・マイダーンの入り口には、スムルティー・アローラ制作の巨大なチャクラ(糸紡ぎ車)の彫刻がかざられていた。訪れた人はこの彫刻を見てガーンディーに対する思いや、彼が自立・不服従を表現するために利用した糸紡ぎ車に思いを馳せた。デリーに活動拠点を置くアローラは、ガーンディーのチャクラから創造性を得ているという。
 
 アローラは「ガンディーのチャクラは何百万人の人々に対して、自立することへの原動力を与えています。私のこの作品は糸紡ぎ車の車輪をつなぎ合わせました。近年、都市化や農村開発などでガンディーの思想が我々の心のなかから消えつつあるということを伝えたかったのです」と語る。
 
 彼女の有名な彫刻作品の中に、道路工事現場で建設作業をする女性の像がある。遠く離れた村に暮らす家族を助けるために過酷な労働条件のもとで働く女性を描いた作品は多くの人を魅了している。
 
 サミット会場に作品を展示していた画家ヴィヴェーク・シャルマーも自身の作品について「この作品はガーンディーからインスピレーションを受けたものだ」と語る。タイトルは『解放への精神(Spirit of liberation)』で、シャルマーの自由に対する想いを表現したものだ。
 
 ガンディーの思想は色褪せることなく芸術家にインスピレーションを与え続けている。
 

voice of india

※この記事は、インド専門ニュース&コラムサイト「ヴォイス・オブ・インディア」の提供です。ビジネス、政治から社会、文化、エンタテインメントまで、インド発の最新情報をお届けしています。

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