日経平均は319円安で5カ月半ぶり安値水準、値下がり1500超と全面安=東京株式・5日前場
5日前場の東京株式市場は、日経平均株価が前日比319円05銭安の1万2238円61銭と大幅続落。3月19日以来約5カ月半ぶりの安値水準に沈んだ。騰落銘柄数は値下がり1505銘柄(値上がりは162銘柄)と全体の約88%に達し、全面安。東証1部の出来高は10億5059万株、売買代金は1兆164億円だった。
4日の米国株が雇用関連指標の悪化を受けて急落したことを嫌気し、寄り付きから売りが先行。1ドル=106円台後半とドル安・円高推移が重しとなったほか、国内、欧米から合計850億円の売りバスケットも観測され、主力株中心に幅広く下押し、日経平均株価は下げ幅400円に迫る場面があった。1万2200円割れでは買い戻しなどで下げ渋ったが、「3月17日の取引時間中安値1万1691円が視野に入り、来週に一段安の可能性も残る」(新光証券・マーケットアナリストの山内滋紀氏)と警戒感が強く、戻りは限定された。
東証業種別株価指数では、全33業種中31業種が下落。三菱UFJ <8306> 、みずほ <8411> など銀行株や、大和証G <8601> 、野村 <8604> など証券株に売りが先行。ドル安・円高進行を嫌気し、キヤノン <7751> 、ソニー <6758> など値がさハイテク株や、トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> など自動車株も下押した。三井不 <8801> 、菱地所 <8802> など不動産株も下落。新日鉄 <5401> 、JFE <5411> など鉄鋼株も売られた。
半面、北越紙 <3865> 、王子紙 <3861> などパルプ・紙株の一角がしっかりだった。
[ 株式新聞ダイジェスト ]提供:モーニングスター社
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