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米ヤフー株価、過去5年間で最低水準まで下落
米ヤフー株価は4日、ナスダックで1.01ドル(5.4%)下落して17.75ドルとなり、2003年10月以来の最低水準を記録した。ヤフー経営層は、マイクロソフトによる475ドルでの買収案を却下したあとの経営方針について検討している最中、ヤフー株価は下落が続いている。
株価下落により、ヤフーがマイクロソフトから買収案を提示された5月時点に比べ、ヤフー市場価値は130億ドル近くの下落を示している。マイクロソフトの買収案に対し、ヤフーは同社の企業価値を過小評価しているとして再度の拒絶を示したため、マイクロソフトもヤフーへの買収案を諦めるに至った。
現在に至り、多くのヤフー株主らが、今後ヤフー株価が30ドル以上に回復するのが難しいのではないかと懸念を抱くようになってきている。もしヤフー株価がこのまま低迷を続けるようであれば、ヤフー取締役委員会は株主らからのさらなる圧力下に置かれることになることが予想される。
ヤフー共同創設者でCEOを務めるジェリー・ヤン氏はヤフー純売上高を今後2年間で少なくとも25%増大させると誓約しているが、多くのアナリストらはこの誓約について懐疑心を抱いている。ヤフー今年上期の売上高は11%増大して27億ドルとなった。
先月の年次取締役総会で元CEOのFrankk Biondi Jr氏とJohn Chapple氏が新たにヤフー取締役委員会に加わった。先月の総会では出席した株主のうち34%がヤン氏のCEO再任に反対を示していた。
ヤフーは今後同社サイト内の広告において、グーグルと提携を結んでグーグルの技術を適用することで年間売上高が8億ドル増大すると期待している。ただグーグルとの提携は未だ米規制当局の許可が必要な状態であり、両者の提携によるオンライン広告市場独占化が懸念されている。グーグルとヤフーの2社だけで米検索エンジンに付随する広告の8割を販売している。
グーグルはヤフーと提携を進める一方、同社の新ウェブブラウザ「Chrome」によってヤフーのオンライン市場でのシェアを圧迫する恐れも出てきた。「Chrome」が活発に使用されることによってグーグルのサーチエンジンがより広く使用されるようになり、ヤフーサイトのトラフィック減少が生じることが懸念される。
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