日経平均は378円高と急反発、米金融不安後退で買い優勢=東京株式・19日前場
19日前場の東京株式市場で、日経平均株価は急反発。前日比378円90銭高の1万1868円20銭となった。18日の米国株式市場で、金融不安がひとまず後退しダウ工業株30種平均が急反発。この流れを受けて、寄り付きから金融関連株を中心に買われた。東証1部の出来高は12億2771万株、売買代金は1兆2384億円。騰落銘柄数は値上がり1064銘柄、値下がり588銘柄。
18日の米国株式市場では、ダウ工業株30種平均が410ドル高と急反発。日米欧の主要6中央銀行が、協調してドル資金を自国市場に供給する緊急対策を発表。また、ポールソン米財務長官が金融機関から不良債権を買い取る組織の設立を検討していると報じられたこともあり、銀行など金融株に買いが向かった。
市場では、「原油や金がしっかりしている。米国の金融不安に片が付きそうだとして、収縮していた資金が出てきているためだ。資金が動き出したことで日経平均株価も戻りを試す展開に入る可能性がある。ただ、ここのところ週末に大きな話が出ていることから、今晩の米市場に対する警戒感もある」(マネックス証券 チーフストラテジスト・清水洋介氏)との声が聞かれた。
東証業種別株価指数では、全33業種中28業種がプラス。バルチック海運指数の3日続伸を受け、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> などの海運株が値上がり率トップ。鉄鋼株も高く、新日鉄 <5401> 、JFE <5411> が急反発。金融関連株への買いも旺盛で、大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券株、三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> 、みずほ <8411> などの銀行株、三住海上 <8725> 、東京海上 <8766> など保険株が値上がり率上位に並んだ。
半面、王子紙 <3861> 、日本紙 <3893> などのパルプ・紙株が値下がり率トップ。東電 <9501> 、関西電 <9503> 、東ガス <9531> などの電力・ガス株も軟調。
[ 株式新聞ダイジェスト ]提供:モーニングスター社
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