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琵琶湖博物館、400万年以上の歴史持つ琵琶湖で「カイミジンコ」11新種発見

2008年12月17日 09:19更新 mailメール

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 滋賀県立琵琶湖博物館(草津市)は16日、琵琶湖の湖底から甲殻類の「カイミジンコ」11種類を新たに発見したと発表した。同湖のみに生息している可能性から、400万年の歴史を持つ琵琶湖の生物独自の進化や環境の特性を探る手がかりになるとして注目されているという。

 カイミジンコは、見た目は二枚貝に似た形状である。しかし二枚貝とは全く異なる種で、甲殻類であるエビやカニの仲間である。ミジンコ、ケンミジンコも同じ甲殻類だがこの2種とは甲殻類の中では少し距離のある仲間である。一見、エビやカニの仲間に見えないがカイミジンコの2枚の殻は、エビやカニの殻と同じもの。殻の中の体を見れば、節のある触角や脚があり、甲殻類だというのが解る。

 カイミジンコは水草の多い浅い池や、水田などに多く生息する。通常は池底の泥の上や、水草の間などで生活していて、浮遊生活をしているものはない。

 なお、カイミジンコは海にもたくさんの仲間がいて、その中ではウミホタルという光ることで有名な種もいる。一方、淡水産のカイミジンコにはオスが見られるものもあるが、メスだけしか見られないものも多くいる。メスしか見られないものはメスだけで増え、アリマキと同じ単為生殖と呼ばれる。

 琵琶湖は、形成された時期が約400万年-600万年前で、現在の三重県伊賀市平田に地殻変動によってできた構造湖(大山田湖)。これが次第に北へ移動し、比良山系によって止められる形で現在の琵琶湖の位置に至ったという。大山田湖以前、現在の琵琶湖の位置には古琵琶湖山脈があり、鈴鹿山脈は未だ隆起せず、今日の琵琶湖東南部の河川は伊勢湾へ流れていた。琵琶湖は世界の湖の中でも、バイカル湖やタンガニーカ湖に次いで3番目に古い古代湖であると目されている。

 なお、琵琶湖の生態系は多様で、1000種類を超える動植物が生息している。長い期間自立したためその中には琵琶湖にのみ生息する固有種も数多く確認されている。

http://www.zaikei.co.jp/

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