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北大と塩野義製薬、希望の肺がん・膵臓がんの早期発見法開発

2008年12月17日 11:07更新 mailメール

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 北海道大学先端生命科学研究院の西村紳一郎教授の研究グループは16日、塩野義製薬と共同で肺がんや膵臓(すいぞう)がんの早期発見につながる生体指標(バイオマーカー)の候補を発見したと発表した。肺がんや膵臓がんは、現在のX線や超音波などでの早期発見が難しく、早期発見手法として期待されるという。

 今回候補のバイオマーカーは、肺がんと膵臓がんの患者の血清を分析した結果、肺がんでは「LC27」、膵臓がんでは「PC35」と名づけた糖鎖が、健常者と比較して半分以下になっていることを発見した。また今回、同大学院の三浪明男教授のグループと共同で間節リウマチについても指標となる糖鎖を発見した。

 肺がんや膵臓がんは、X線検査での早期発見が難しい。肺がんは、検診にはX線撮影と喀痰中の細胞診断が行われている。

 また、膵臓は胃の後方に位置する細長い臓器であり、膵臓の厚みはせいぜい2センチ位で、1センチ程度の小さな癌でも既に膵臓の外まで及んでいることもある。また胃や腸のように内視鏡を挿入して簡単に組織を採取して調べることはできない。膵臓がこのように厚みの薄い臓器で腹部の深部に位置し、すぐ近くに重要な血管や神経などが通っているため、膵がんの早期診断や治療は未だに困難な状況である。

http://www.zaikei.co.jp/

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