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非標準的措置の段階的解除、市場のゆがみを回避=ECB総裁
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欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は7日、欧州議会経済金融委員会で四半期に1度の証言を行った。その中で総裁は、危機に対応した貸出措置の段階的解除は流動性措置への金融機関の依存や市場のゆがみを回避すると指摘した。
段階的解除は「非標準的措置を長く維持し過ぎることに関連したゆがみを回避する」と指摘。「中銀による異例の資金供給措置に金融機関が大幅に依存する状況の回避が重要だ。短期金融市場の安定化という文脈の中では、金融機関に資本増強を通じたバランスシート再編を促すインセンティブを強化する必要がある」と述べた。
「さらに、時宜を得た段階的解除は短期金融市場の活動や銀行間の相互監視強化を助ける」との見方を示した。
余剰な流動性措置の解除は、早過ぎるか遅過ぎるかで時期を読み誤ることのないようあらかじめ決めた計画を持たず、段階的かつ適切な時期に実施されることが重要だとした。
総裁はまた、ユーロ圏には信用収縮の兆候はないとした上で、経済見通しをめぐる不透明性のため新たな融資への企業の需要は低水準にとどまるとの見方を示した。
金利水準は引き続き適切だとし、ECBは必要な限り引き続き銀行の流動性ニーズに主たるオペにおいて固定金利で完全に対応し、少なくとも2010年4月半ばまではこれを継続すると述べた。 総裁はまた「ユーロ圏経済は一段の回復の兆しを示している。10年には穏やかな回復を見込んでいる。これは3日に発表された最新のECBスタッフ予測と一致した見方だ」と述べた。
ただ、こうした予想には引き続き高水準の不透明性が伴っており、経済見通しに関するリスクはおおむね均衡しているとの認識を示した。
ただ、こうした予想は引き続き高水準の不透明性に囲まれており、経済見通しに関するリスクはおおむね均衡しているとの認識を示した。
インフレとインフレ期待は過去数カ月引き続き低水準だとした。将来については、政策と関連する期間は、需要の比較的穏やかな回復と一致し、引き続き低水準にとどまるとの見方を示した。
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