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米規制当局、バンカメに規模縮小するよう圧力=フォックス・ビジネス

2010年03月11日 10:12更新 mailメール

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     米規制当局は、資産総額で米国最大の金融機関であるバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)(BAC.N)のモイニハン最高経営責任者(CEO)ら幹部に対し、同社の規模を大幅に縮小するよう圧力をかけている。フォックス・ビジネス・ネットワークのチャーリー・ガスパリノ氏が10日報じた。

     それによると、監督当局は、米金融機関が「大き過ぎてつぶせない」状況になることへの懸念を強めているという。ガスパリノ氏は、米国3位の金融機関シティグループ(C.N)が縮小計画を発表し、2007年以降、巨額の資産を売却してきたことを受けて規制当局の焦点はバンカメに移ったとしている。

     バンカメの広報担当、スコット・シルベストリ氏は、ロイターへの電子メールで「われわれは現在の統合された銀行業務モデルに満足しており、規制上の改革に関する協議で、これまで通りの業務を継続するわれわれの能力に大きな影響を及ぼすような結果は見込んでいない」と述べた。

     バンカメの第4・四半期決算報告によると、同社の資産総額は2009年12月末時点で2兆2000億ドル。

     オバマ米政権の経済再生諮問会議議長を務めるボルカー元連邦準備理事会(FRB)議長は6日、銀行の自己勘定取引を制限する新たな規制を導入しなければ、商業銀行はいずれヘッジファンドのようになるとの見方を示した。

     ボルカー氏は当地で講演し、銀行による高リスク取引の制限に向けてオバマ大統領が提案した新たな金融規制案(ボルカー・ルール)の必要性を主張した。

     ロイターが講演前に入手した原稿によると、同氏は「商業銀行の自己勘定取引をいっさい制限しなければ、これらの銀行はいずれヘッジファンドの様相を呈してくる」と指摘。「そうなった場合、より本質的な他のサービスで同様の配慮を得ることができようか」と問いかけ、顧客の資金を預かると同時にリスクの高い取引に関わることは、「主要なサービスを維持するという公共の利益にも、安全で自立した金融システムの必要性」にも有益でないとの見方を示した。

     クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)を含めデリバティブ市場の「過剰を封じ込める」必要もあると主張し、「ギリシャの債務の実態を隠すために複雑なデリバティブが使われたことが最近明らかになったが、これは透明性を高め複雑さを抑制する必要性を浮き彫りにしている」と指摘した。

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