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米財務長官がAIG救済を擁護、迅速な規制改革の必要性を強調

2009年11月20日 10:21更新 mailメール

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 ガイトナー米財務長官は19日、議会の上下両院合同経済委員会で証言し、多額の公的資金を費やした米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N)の救済について擁護したうえで、大手金融機関の破たんから経済を保護するため迅速な規制改革が必要だと強調した。

 2008年のAIG救済時にニューヨーク連銀総裁だった同長官は、同社救済における自身の役割について議会から批判を浴びた。

 ガイトナー長官は、AIGの破たんは混乱を引き起こし世界貿易を事実上遮断して金融システム全体を揺るがす脅威となったリーマン・ブラザーズの崩壊と同様に経済に大きなリスクをもたらしていたと指摘。「米国は、金融混乱の沈静化に国が必要とする基本的なツールのようなものを持たずにこの危機に陥った。AIGまでにわれわれが持っていたのは基本的にダクトテープとひもだった」と語った。

 AIG救済は、大手金融機関の破たんと米政府による7000億ドルの金融安定化策をめぐる怒りの象徴となり、米政府が目指す規制改革法案の通過に向けた道を困難にしている。

 下院金融委員会は過去数週間にわたり金融規制改革法案の審議を行っており、上院銀行委員会も19日、同様の取り組みを始めた。

 上院銀行委員会のシェルビー議員(共和党)は、同委員会のドッド委員長(民主党)が提出した法案を支持しない方針を示し「完全な書き直し」を求めた。

 ガイトナー長官は、破たんする恐れのある複雑な金融機関を管理下に置き、整理する権限を米国は有していないため、AIGの破たんが差し迫っているとみられた2008年9月に介入せざるを得なかったとの認識を示した。


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