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伊藤忠、ライブ動画配信技術のウタゴエと資本・業務提携
伊藤忠商事は9日、早稲田大学発の研究開発型ベンチャーであるウタゴエに資本参加し、ウタゴエが開発した、グリッド技術を用いたライブ配信技術の商品化・事業化に関わる基本合意書を締結したと発表した。
伊藤忠では、近年のブロードバンドの普及、「配信型」「投稿型」のネット動画サービスの人気上昇から、動画を利用したネット広告の市場も拡大すると予測するが、ネットがテレビを越えるには、既存のテレビのようにライブ感にあふれ、「受動的」に楽しむメディアになることが必要としている。「能動的」で「双方向・参加型」の要素をもつインターネットに、「受動的」で「時間消費型」の要素を加えるためには、個人レベルでも放送局がもてる程の配信コストが下がらなくてはならないと判断している。
ウタゴエは、グリッド技術を用いたライブ配信技術「Ocean Grid(OG)」を開発し、また、ライブ動画を見ながら会員同士でコミュニケーションができるSNS「Looc」を立ち上げている。
伊藤忠は、2006年9月に伊藤忠ウェブテクノロジーラボ(Tラボ)を立ち上げ、オープンソース系のエンジニアを組織化し、伊藤忠グループのeビジネス企業群のWeb2.0化推進と機動的なWebサービス開発を推進する技術集団を構築。今回、ウタゴエの「総発信・総受信時代」に向けた挑戦に賛同し、OG、Loocの開発・事業化を支援していくとしている。
今後はOGの販売・事業化を支援すると共に、ウタゴエの開発する各種情報技術を利用し、Tラボが様々なWebサービスを開発、展開していくことを目指す。また、OGのような日本が先行するこうしたブロードバンド技術・サービスの海外展開も伊藤忠の海外拠点を通じ積極的に展開していく予定。
伊藤忠では、ウタゴエを核にネット動画サービス事業を積極的に展開し、ネット動画広告事業の展開も行う予定としている。
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