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米CME、シカゴ商取に対する買収提案額を引き上げ

2007年05月12日 10:39更新 前の記事 次の記事  企業・買収一覧
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 米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)は11日、シカゴ商品取引所の親会社に対する買収提案額を16%引き上げ、100億ドルに近づけた。取引が完了すれば大規模な自社株買いを行うことも誓約しており、この提案によって3月に対抗の買収提案を行った米インターコンチネンタル取引所(ICE)との買収合戦を終わらせることを狙う。

 11日の株価に基づくとICEの提案は105億ドルで、依然としてCMEの提案額を上回っているが、シカゴ商取を運営するCBOTホールディングスは、ただちにCMEの新しい提案がICEの敵対的買収案に勝っているとの判断を示し、CMEの提案を受け入れることを株主に要請した。Charlie Carey会長は、シカゴ商取の合併がICEとの合併に比して「統合のリスクが非常に小さい」と述べ、シカゴ商取との合併がより合理的であるとの見解を示した。

 CMEが買収額を引き上げることは、CEMがCBOTを約80億ドルで買収するという、5ヶ月前に発表されていた計画を分断する形で、ICEが突如として3月に買収提案を行った時から予想されていた。

 今後は、ICEが買収額を引き上げるのか否かに注目が集まる。同社は、3月に提示した買収提案が、株主にとって今回のCMEの提案よりも高い価値を持ち、大きな成長性が見込めるとの声明を発表した。また、「今朝の発表を検討し、当社の選択肢を判断する」と述べた。

 シカゴ商取の新たな買収額は1株当たり174.28ドルで総額92億1千万ドル。前回10月の買収提案額は1株当たり149.68ドルで総額79億1千万ドルだった。同社は、買収額を引き上げるとともに、合併後の新会社が発行済み株式の12%に当たる35億ドルの株式について、1株560ドルの条件で自社株買いを行うとの条件を加えた。ICEが3月に行った買収提案は1株191.49ドルで総額101億2千万ドルだった。

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*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

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