ライオン、マレーシアに子会社を設立
5月31日、ライオンは、パーム油を原料とする植物由来の界面活性剤「MES(アルファスルホ脂肪酸メチルエステル塩)」を製造販売する子会社「Lion Oleochemicals(Malaysia)Sdn.Bhd.」(仮称)をマレーシアに設立すると発表した。会社設立後、新工場の建設に着手し、2008年12月からMESの生産を開始する予定。
ライオンは、1991年から、衣料用洗剤の主洗浄成分としてパーム油を原料とする植物由来の界面活性剤「MES」を採用している。MESは、石油由来の界面活性剤に比べ、大気中のCO2増加抑制につながるほか、高洗浄力、生分解性、耐硬水性などに優れた特長を有しており、これからの環境対応にも優れた洗剤の原料として、海外メーカーからも注目されている。
同社は、再生産可能な資源による循環型社会実現のため、MESを世界の洗剤の標準規格にすべく、今後総額100億円を超える積極的な設備投資を行い、年産10万トン規模のMESを供給する計画。今回はその第1期として、パーム油の主要生産国であるマレーシアに子会社を設立し、43億円の設備投資によりMESを製造する新工場を建設することを決めた。新工場は、年産2万5千トン規模の工場となる。
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