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米ゴールドマン、ベアー・スターンズの3−5月期、サブプライム問題で利益圧迫

2007年06月15日 11:02 更新

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 米投資銀行大手のゴールドマン・サックスとベアー・スターンズは14日、3−5月期決算を発表した。ゴールドマンは1%の小幅増益、ベアー・スターンズは33%の減益と、米国で悪化している住宅ローンのデフォルト(債務不履行)の影響で利益が圧迫された。世界最大の住宅ローン引き受けである両行は、サブプライムローン(信用力の低い借り手への融資)部門の急激な落ち込みが業績に響いたと述べている。

 投資銀行世界最大手であるゴールドマンの優先配当金支払い後の3−5月期純利益は、22億8,700万ドル(1株当たり4.93ドル)で、前年同期の1株利益4.78ドルから減少した。売上高は101億8千万ドルで、前年同期の102億4千万ドルから減少した。

 投資銀行、資産管理部門は業績を押し上げたが、債権部門の純利益が24%減少した影響が大きかった。トムソンファイナンシャルの調査によるアナリスト予想は1株利益4,79ドル、売上高が102億4千万ドルで、これを上回っていた。

 米国で第2位の抵当付き債券の引き受け手であるベアー・スターンズの3−5月期純利益は3億7,460万ドル(1株当たり2.52ドル)で前年同期の5億5,820万ドル(1株当たり3.72ドル)から33%減少した。米5大投資銀行で四半期決算が減益となるのは2年ぶり。売上高は前年同期の25億ドルからわずかに増加して25億1千万ドルだった。

 通常は、同社の売り上げのおよそ半分を占める債権事業からの売上高は、サブプライムローンの債務不履行が急増した影響で21%減の9億6,200万ドルだった。株式トレーディング事業からの売り上げは3%減の5億4,300万ドル、投資銀行事業からの売り上げは28%増の3億5,700万ドルだった。

※この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

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