FXニュース

今年は『金』の買い時を探れ(三村雄太氏の予想)

2010年01月28日 15:30 更新

ソーシャルブックマーク:Yahoo!ブックマークに登録Choixに投稿はてなに投稿Buzzurlにブックマークlivedoorクリップに投稿CoRichに投稿 printプリント

■今年の投資戦略は?


 「あまり当たらないのですが」と前置きした三村雄太氏。マクロやファンダメンタルズから市場の予想をするのは、あまり得意ではないという。しかし、資産10億円目前まで達している卓越した相場観で、予想をしてもらった。巷でも心配される米国はもちろん、中国が内包するリスクが顕在化する可能性もあるという。



 以下三村氏の話



 今は米国が国債をどんどん発行したり、どこの国も金融緩和をしたりして、お金があふれているジャブジャブの状態です。ドルに対しては相変わらず不安があるため、二番底や、よく著名な方々の言う金価格が上がるというシナリオはかなりあり得ることだと思います。2年以内に二番底の懸念があると思いますし、そこで金価格も同時に下がると思いますし、この先5、6年を見ておけば、その下落するタイミングで買うといいのではないかと思います。



 米国の銀行は昨年だけで、130行近くつぶれています。住宅価格の下落などの影響で、ついには米国の銀行は時価会計をしなくていいということになってしまいました。かつては日本の銀行に対して、しつこく時価会計を要求して従わせてきたのに、です。米国が自分からそれを止めるとは…。その背景には、住宅バブル崩壊直後に破たんした銀行の資産はまだ不良化されていませんが、今の資産はもう不良化されているということがあるのでしょうね。



 ちなみに、もう連邦預金保険公社(加盟する銀行の預金者を保護する米国政府系公社)は銀行がつぶれすぎたために、積み立てていた基金がなくなっているそうです。



 中国は不動産の価格が上がっていますが、銀行が不動産に融資をしすぎています。(株価や不動産価格が)ゆっくり上げていくのならいいのですが、急に上がりすぎていてバブルです。ただ、バブルが長く続くこともありますから、そこは何とも言えない面もありますけどね。

■二番底、金価格上昇


 三村氏が考える今年の相場のテーマは「二番底」「金価格上昇」だ。ならば、世界中にあふれているお金はどこに向かうのか。具体的な投資先を挙げてもらうことにする。



 以下、三村氏の話



 まず金価格ですが、ジム・ロジャーズ氏も言っていますけど、いつか2000ドル(1オンス)ということはあるかもしれません。ただ、今は少し割高な気もしますし、二番底が来た時には金価格も下がると思います。1000ドルよりも下がった時が、買うタイミングなんじゃないでしょうかね。銘柄ですが、金ETFのSPDRゴールドシェア。他には住友金属鉱山、三菱マテリアル、他には総合商社ですね。



 あとは、二番底が来た時に備えて、できるだけ株などは現金化しておくことが大事だとも思います。誤解のないように言うと、まだ株価が上昇する可能性もありますので、一気に全部売れということではありません。例えば自分が定めた目標株価の少し手前から10分の1くらいずつを売っていき、その後上昇するにあたって再び少しずつ売るというやり方です。



 ただ、銀行のように出遅れて上がっていないようなものは、そのまま持っていてもいいかもしれません。また、成長期待が先行して注目を集めて株価を上げているような企業は、1回でも伸びが止まると、そのショックで大きく下げることもありますから、気をつけた方がいいでしょうね。



 全体の業績見通しなどからすると、上値は重たい企業が多いような気がしますね。日経平均株価のレンジは(上は)1万2000円から(下は)7000円くらいだと思います。ただ、わたしの長期予想は昨年も全然当たらなかったようにアテにしないで下さい(ここで推奨した銘柄などは三村雄太氏個人の見解です)。



 次回は東証の新取引システム「アローヘッド」について。(つづく)

■YUCASEE(ゆかしメディア)で人気の記事

1.FXで資産10億円達成と地獄を見た元ヒルズ族
2.ゴルフ界のあゆ宅島美香選手が興和とウエア契約
3.上げ相場でも売って2.7億円稼いだ三村雄太氏
4.産休したのに去年33億円稼ぎました
5.銀座No.1不況知らずの「筆談ホステス」(1)

http://media.yucasee.jp/?oa=ymb6172
コラム

[コラム]「企業収益と賃金のデカップリング」―日本の高貯蓄率は過去の神話に―

日本が抱える最大の課題は公的部門の債務問題である。日本国内には国債購入資金が十分あり、外国から借金する必要はないとの前提が崩れ始めているからである。この原因は二つに大別される。


>>続きを読む

[コラム]産業のコメ、第2黄金期は到来するか―プリンテッド・エレクトロニクス分野の国家プロジェクト創出に期待―

半導体産業が“産業のコメ”と呼ばれ日本の黄金産業であった1980年代から約30年、わが国半導体産業の置かれている状況は非常に厳しくなっている。


>>続きを読む

【経済トピックス】ロシアの対外政策

NATOの代表者は、2月17日に、ロシアのセルジュコフ国防相とアブハジア共和国のキシマリヤ国防相が調印したアブハジア共和国内のロシア軍基地配備に関する協定を非難している。この協定によって、今後49年間にわたり、アブハジア共和国の黒海沿岸にある都市グダウタにロシアの基地が常駐することになる。


>>続きを読む

ニュース一覧へ

 
Partners Partners
スペース
© 2008 The IBTimes Company. All Rights Reserved.