ウォールストリート・ジャーナル紙は25日、一部の大手ヘッジファンドが、ギリシャの債務危機を理由に、ユーロ売りのポジションを膨らませていると報じた。
SACキャピタル・アドバイザーズ、ソロス・ファンド・マネジメントなど、大手ヘッジファンドの関係者は2月8日にニューヨークで開かれた夕食会に参加、その際、一部の参加者は、ユーロが1ユーロ=1ドルまで下落する可能性が高いとの見方を示したという。
「アイデア・ディナー」と銘打たれたこの夕食会は、調査・証券会社のモネス・クレスピ&ハートが主催。夕食会では、3人の運用担当者が、欧州の債務危機について話をしたという。
このうち、SACの運用担当者、アーロン・コーウェン氏は、ギリシャ債務危機でユーロはさらに下落すると予想。ただ、SACがどのようなユーロのポジションを保有しているかは不明という。
ヘッジファンド、ブリッジ・キャピタルのドナルド・モーガン代表も、ギリシャ危機は拡大し、最終的には米国の社債・地方債・国債にまで波及すると予測。
グリーンライト・キャピタルのデビッド・アインホルン社長は、インフレの進行を理由に金に強気な見方を示した。
ソロス・ファンドのある運用担当者は、金利は上昇する可能性が高い、と予測したという。
この報道に関する関係者のコメントはとれていない。
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