国際決済銀行(BIS)主催の主要先進国・新興国中銀総裁によるグローバル経済会議で、各国中銀総裁は8日、世界経済の成長は底堅く、金融市場が改善しつつあることは一部の政策刺激を徐々に解除し得ることを意味しているとの認識で一致した。
議長を務めたトリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁が記者会見で明らかにした。
投資家は非伝統的措置の解除を利上げの兆候ととらえるべきではないとも述べた。
総裁は「世界的なレベルで、経済成長は明らかに前向きな状況が継続しているという心理が働いているといえる。数々の調整を経て、世界的な成長は底堅いことが確認されている」と指摘。
景気回復に伴い主要中銀が追加流動性など危機対策の解除を始めていることについては、「世界各地で実際に市場の機能が改善しており、段階的な解除は意外ではない」とした上で、「金融政策スタンスの面でこうした段階的解除を深読みしないことが極めて重要」との見方を示した。
世界経済の成長にプラスの要因としては、持続的かどうかは分からないとした上で、在庫の再構築や貿易の活発化、貿易不均衡の緩和などを挙げた。
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