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ポルトガル格付け見通し、ネガティブから変更せず=フィッチ

2010年03月10日 06:57 更新

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 格付け会社フィッチ・レーティングスは9日、ポルトガルの格付け見通しについて、ネガティブから変更する計画はないとし、前日の政府草案で示された新たな緊縮財政措置の詳細を現在調査中だと説明した。

 前日明らかになった財政赤字削減策の草案で、ポルトガル政府は、公共投資の縮小や公的部門の昇給抑制などを通して、2013年までに財政赤字を対国内総生産(GDP)比2.8%に引き下げる方針を示した。

 フィッチの欧州・中東・アフリカ部門責任者、ブライアン・クールトン氏はロイターに対し「(財政措置を)精査している段階だ。まだ幾分時間を要する」とし「全般的に主要な数字は、多かれ少なかれわれわれの見通しと一致している。ただ、率直に言って(判断するのは)早過ぎる」と語った。

 格付け見通しを変更する計画はあるかとの質問には「ない。引き続きポルトガルの格付け見通しはネガティブとしている」と述べた。フィッチは同国の格付けを「AA」としている。

 フィッチのアナリスト、ポール・ローキンズ氏は同社が主催する会合で、ポルトガルの財政健全化計画について、経済成長が弱い中で漸進的なアプローチを取っていることに懸念を示した。

 ポルトガル国債をはじめとする周辺国債と独連邦債の利回り格差は、フィッチのコメントや利益確定の売りを受けて拡大した。

 10年物のポルトガル国債と独連邦債の利回り格差は7ベーシスポイント(bp)拡大し119bpとなった。


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