シンガポール政府は14日、2010年国内総生産(GDP)成長率見通しを従来予想の7-9%から13-15%に上方修正した。
また同国政府は14日、4-6月(第2四半期)GDP成長率が季節調整済み前期比年率で26.0%となり、市場予想の中央値である20.6%を上回ったと発表した。
同国は世界でも富裕層の割合が最も高いことで知られている。第2四半期成長率の市場予想を上回る上昇で、同国が昨年の世界景気後退から強い回復軌道を辿っていることが示された。
同国経済は産業製品・観光業および金融業に依存している。同国貿易産業省によると、世界需要の高まりによる生物医療・電子産業の分野での産業成長率の急上昇が示されており、製造業の成長率は前年同期比45.5%増となっているという。建設業、サービス業の成長率は同13.5%、11.4%となっている。
なお、下半期成長率は雇用状況の悪化や欧米での金融危機の影響により弱まる見通しであるという。
[コラム]ソブリンCDS市場の現状
リーマン・ショックを機に一躍話題となったCDS(Credit Default Swap)。そのCDSが今度はギリシャ債務問題をはじめとする欧州金融危機でも取沙汰されている。
中国経済に迫る三大リスク
4-6月期国内総生産(GDP)では名目GDPにおいて日本を上回った中国経済ではあるものの、同国には不動産・地方政府債リスク、および一党独裁の中国共産党政府政策の潜在的 失敗リスクが懸念されている。

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